温泉寺
栃木県日光市湯元勝道上人ゆかりの寺で、正式名は日光山輪王寺別院。昔から輪王寺をたずねる修行僧の温泉場とされており、弘法大師や慈覚大師も訪れたと伝わる。境内には薬師湯があり、勝道上人が発見したとされている。
滝尾神社
栃木県日光市山内2310-1二荒山神社の別宮で、石畳の参道を2kmほど進んだ場所に静かに立つ。境内には小石が穴を通ると願いが叶うと伝わる「運試しの鳥居」、「白糸の滝」、樹齢300年近い「滝尾三本杉」などもある。
日光山輪王寺
栃木県日光市山内2300輪王寺は、寺やお堂、15の支院の総称。比叡山延暦寺、東叡山寛永寺とともに天台宗三山に数えられている、天台宗の門跡寺院。本堂は鮮やかな朱塗りの見事なもの。また国宝の大般涅槃経集解59巻を持つ。約40棟の堂塔が建てられている。
二荒山神社
栃木県日光市山内23071200年以上前に勝道上人によって創建された、日光最古の建物。現在の本殿は徳川2代将軍秀忠によって造営されたもの。男体山(二荒山)の主神・大己貴命、女峰山の神・田心姫命、太郎山の神・味耜高彦根命を祀る。
輪蔵(日光東照宮)
栃木県日光市山内2301日光東照宮内東照宮の境内にある、極彩色の彫刻が特徴的な建物。屋根は重層宝形造で二重になっており、軒の裏までかざり金具が施されている。内部には、輪蔵とよばれる八角形の回転式大書架がある。輪蔵には天海版の一切経1456部、6323巻が置かれていた。
三神庫(日光東照宮)
栃木県日光市山内2301日光東照宮内東照宮にある上神庫・中神庫・下神庫は総称して三神庫と呼ばれる。この中には「百物揃千人武者行列」で使用される1200人分の馬具や装束類が収められている。また上神庫の屋根下には、東照宮三彫刻の一つである、狩野探幽下絵の「想像の象」の彫刻が施されている。
日光東照宮
栃木県日光市山内2301徳川初代将軍徳川家康公を御祭神とする神社。2代将軍秀忠公によって創建された。3代将軍家光公により、寛永の大造替が行われている。その華麗な建築美により世界文化遺産にも登録。極彩色に金箔を使い、精緻な彫刻を施された建築物の数々を見ることができる。国宝は8棟、重要文化財が34棟ある。