【箱根】歴史にゆかりの場所を巡る
太閤秀吉、北条氏、江戸幕府など、箱根には昔から歴史上の重要人物が関わってきました。箱根の歴史にゆかりの場所をご紹介します。
新田塚
神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平南朝最後の人と言われる新田義則が葬られた墓と伝わる場所。義則は、底倉の湯で湯治を続けながら復興の機会を狙っていたが、 入湯中に幕府方の襲撃に遭ったと言われている。
東光庵熊野権現旧跡
神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯江戸時代には湯治の合間に文人が集いサロン的な存在となっていた。末社熊野堂境内の「東光庵薬師堂」に集まり、句会や作茶会も開催されたという。明治時代には、木戸孝允と西郷隆盛の密談に使われたという話もある。
曽我兄弟の墓
神奈川県箱根町元箱根芦之湯史跡探勝歩道の途中にある、曽我十郎・五郎兄弟の墓。同兄弟は、親の敵である工藤祐経を富士の裾野で討ったことで知られている。国の重要文化財に指定されている。
太閤石風呂
神奈川県箱根町底倉太閤秀吉が、小田原攻めの際に、味方の兵をねぎらうために造ったと伝わる岩風呂。過去には湯煙の姿も見られたが、現在は涸れその跡が残っている。
早雲寺
神奈川県箱根町湯本405小田原の城主・北条氏の菩提寺。北条氏初代の早雲の遺命によって、二代目・氏綱が建立した寺である。北条5代の墓、国の重要文化財の早雲画像、連歌師の飯尾宗祇の句碑などがある。庭園は早雲の三男・幻庵の作と伝わる枯山水庭園。
箱根関所
神奈川県箱根町箱根11619年に江戸幕府によって設けられた関所。西国からの江戸の防備と治安のために造られた。その後復元され、2007年より一般公開されている。芦ノ湖の眺めが美しい。
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