【嵐山】嵐山エリアの、国宝や重要文化財のあるスポット

京都の嵐山エリアでは、臨済宗天龍寺派の大本山である天龍寺をはじめに、常寂光寺や広隆寺など、国宝や重要文化財を有するスポットを訪れることができます。

清凉寺

京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
清凉寺は、国宝の釈迦如来像が有名。「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれる寺。光源氏のモデルとされる源融にゆかりがあると伝わる。4月上旬には嵯峨大念仏狂言が開催される。

松尾大社

京都府京都市西京区嵐山宮町3
大山咋神・市杵島姫命を祀る。酒の神として信仰が厚く、境内奥の「亀井の水」を醸造時にこの水を加えると酒が腐らないという言い伝えがある。本殿は松尾造といわれる三間社両流造で、重要文化財に指定されている。

二尊院

京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
承和年間に建立、慈覚大師円仁が開基。湛空が再興。ともに重要文化財である釈迦如来立像と阿弥陀如来立像の2像を本尊とすることが、二尊院の名の由来。広い参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、紅葉の名所として有名。

愛宕念仏寺

京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
平安時代から厄除けの寺として信仰されてきた。境内には石像の仏である羅漢が1200体も並び、四季折々の自然と羅漢が織りなす景色は、ここでしか見られない光景。

苔寺(西芳寺)

京都府京都市西京区松尾神ケ谷町56
奈良時代、行基が開創し、1339年に夢窓疎石が再興。臨済宗天竜寺派。京都の中でも大変名高い池泉回遊式庭園は、一面が苔で覆われており、ここから苔寺の名で親しまれている。世界遺産に登録されている。

神護寺

京都府京都市右京区梅ケ畑高雄町5
国宝など多くの文化財を収蔵。密教彫刻の傑とされる本尊薬師如来立像、多宝塔の本尊五大虚空蔵菩薩坐像はともに国宝。数多くの貴重な文化財を収蔵。

広隆寺

京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
603年、秦河勝が建立した京都最古の寺。弥勒菩薩半跏思惟像の気品と美しさは大変有名で国宝第一号の仏像である。ほかにも多数の国宝・重要文化財を収蔵。講堂は赤堂と呼ばれる重要文化財。

常寂光寺

京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
1604年建立。日蓮宗。京都でも指折りの紅葉の名所。その佇まいが常寂光土を彷彿とされるところが寺名の由来。本尊は十界大曼荼羅。檜皮葺きの多宝塔は重要文化財に指定され、和様と禅宗様の両方の様式。

天龍寺

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
京都五山第1位。臨済宗天龍寺派の大本山。世界文化遺産に指定されている。嵐山や亀山を借景とする池泉回遊式庭園や、法堂の天井に加山又造画伯が描いた「雲龍図」などを見ることができる。

地蔵院

京都府京都市西京区山田北ノ町23
1367年、管領の細川頼之が夢窓国師の高弟宗鏡禅師に帰依し創建。本尊は最澄の作と伝わる地蔵菩薩。一休禅師が幼少の時代を過ごした寺とされている。

法輪寺

京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町68-3
713年、行基が開創。嵐山の中腹、渡月橋の美しい風景を見下ろす高台に立つ。地元の人からは「嵯峨の虚空蔵さん」と親しまれてきた。数え年13の子供が参詣する「十三まいり」が有名な寺。

西明寺

京都府京都市右京区梅ケ畑槇尾町1
現在の伽藍は、徳川綱吉の生母桂昌院の帰依にで再建された。本尊木造釈迦如来立像は、重要文化財に指定されており、生前の釈迦の姿を伝えるとされる高さ51センチの小像。紅葉の名所でもある。
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2016/11/15 更新