【金閣寺】京都の、金閣寺周辺の神社&お寺

等持院

1341年、足利尊氏が建立。足利将軍家の菩提寺。歴代足利将軍の廟所となり、霊光殿には将軍の木造を安置する。方丈をはさんで東西には池泉回遊式庭園があり、夢窓疎石の作と伝えられる。

1227年、義空上人が開創。義空上人は藤原秀衡の孫と伝わる人物。千本釈迦堂の名で親しまれている。国宝の本堂は、創建当時のまま残っており、京洛最古の木造建造物である。

1492年、室町幕府の管領・細川政元が景堂和尚を開山として建立。妙心寺の塔頭。天正年間に現在の地に移し、宿坊となった。書院前にある枯山水庭園は、3つの石で三尊仏を表しているとされる。

1007年、一条天皇が安倍晴明公の功績を称え創祀したもの。安倍晴明は天文学者で、物事の吉凶を陰陽道によって占う陰陽道を確率した人物。提灯や絵馬などには、星形の紋である五芒星が描かれている。

794年、平安遷都の際に御所とともにこの地に奈良から移転。今不神・久度神・古開神・比費神を祀る。本殿は比翼春日造という特殊な形式で造られ、重要文化財に指定されている。

1337年創建。花園法皇の離宮を禅寺に改めて創建した。いずれも重要文化財に指定されている、山門、仏殿、法堂などを見ることができる。法堂の天井には、狩野探幽作「八方にらみの竜」が描かれている。

真言宗御室派の総本山。境内は9万平方mと広大。国宝の金堂、左右に金剛力士像を安置する重要文化財の二王門、同じく重要文化財の五重塔などを見ることができる。世界文化遺産に登録されている。

947年創建、菅原道真公を祀る神社。菅原道真は平安時代に学者・政治家として活躍した人物で、学問の神様として大変信仰が厚い。毎月25日の天神さんの縁日は多くの露店で賑わい、宝物殿が特別公開されう。

1450年、細川勝元が徳大寺家の別荘を禅寺に改めたのが始まりとされる。臨済宗妙心寺派。方丈前庭の枯山水庭園は、白砂に15個の石を配した名庭で、「虎の子渡しの庭」とも呼ばれる大変有名な庭園。

足利義満が建立した北山殿を基に、義満の死後に禅寺へと改められたもの。臨済宗相国寺派。楼閣は1955年に復元され、初層が寝殿造、第二層は鎌倉時代武家造りの仏間風、第三層は禅宗仏殿風の様式。世界遺産に登録されている。