「肌への優しさ」を重視するベビー服の選び方

ベビー服選びのポイントはここ

1.生地の安心・安全性
2.肌ざわり・着心地を確認
3.着脱のしやすさ

ベビー服はデザインがかわいかったり、華やかだったり、目を引くものが溢れています。どれも素敵に見えて、ついついあれもこれも欲しくなってしまいますね。そんな中、新生児の我が子には、一体どんなベビー服を選ぶのが一番良いのでしょうか。ベビー服を選ぶポイントとは、どんなものでしょうか。ベビー服・ベビー用品専門店の店員さんに「失敗しないベビー服の選び方」を教えて貰いました。

1.直接触れるものなので、安心安全な生地か

まずは一番大切なのは「ベビー服生地の安全性について」だと考えます。ベビー服は新生児の赤ちゃんが直接肌に触れるものです。舐めたり、口に入れることもあるかもしれません。
おすすめはオーガニックコットンを使った新生児用のベビー服です。この素材ならば、赤ちゃんの肌にも優しく安心です。お口で舐めても、もちろん安心。染料を使わない、きなり色のベビー服なら、さらに安心感があるでしょう。

染色のことまで考えておく、というのは新しい発見ですね。またママとしては、通常の生地加工に使うことが多い「ホルマリン」の薬剤使用についても確認しおきたいところ。体には良くない薬剤なので、ノンホルマリンのベビー服が一番。分からないものは一度洗濯をしてから使うのもいいでしょう。最近の赤ちゃんはアトピー性皮膚炎をもっている子や、敏感肌で反応しやすい子が多いと聞きます。できるだけ安心安全の素材で包んであげたいのがママ心。お肌の弱い赤ちゃんは、肌着などベビー服の素材自体を一つ一つ見て選びたいものです。

2.ベビー服の生地の肌ざわり・着心地を確認

肌に直接当たる肌着やベビー服は、できるだけソフトで柔らかいものがベスト。ガーゼコットンのような、優しい生地がおすすめです。赤ちゃんの肌は柔らかくて、とてもデリケート。大人が大丈夫だと思うような素材でも、ごわついて痛かったり、摩擦で肌を痛めてしまうことがあるかもしれません。その点、コットン素材も、オーガニックコットン素材も肌触りは抜群。触り心地を比べてみて、参考にしてみるのも良いかもしれません。

着心地面に関しても、生地の質に比例していくとのこと。やはり、良い素材は柔らかさが違うのですね! 特に新生児ごろの赤ちゃんのお肌は繊細。生後間もない時期は、ぜひ肌触りを重視したベビー服を着せてあげたいですね。

3.着脱のしやすさ

新生児はドレスタイプかロンパースタイプです。着脱はベビー服のデザイン的には問題ないかもしれません。実際にボタンの付け外しや脱ぎ着させてみてみると、分かることが出てくることもあります。ボタンが硬かったり、逆に掛け辛かったり……。その他、赤ちゃんの足首のゴムがきつかったり、緩かったりなど、細かい部分もチェックしておきましょう。

手足のゴムやボタンの付けやすさなどは見逃しやすい部分ですよね。ボタンはスナップタイプでパチンと止めるタイプもあれば、通常のボタンをかけるタイプもあります。ボタンをかけるタイプはデザイン重視でかわいいベビー服が多いかもしれませんが、着せるのが面倒なことも…。

ベビー服は肌への「優しさ」を重視しよう

新生児のベビー服は全てにおいて「優しさ」を重視して選ぶのが良いとのことでした。特にオーガニックコットンを使用した生地なら、素材の質はもちろん、肌触り、着心地もセットでついてくるのでおすすめです。また、舐めてしまうことも考えて、素材や染色、ホルマリンなど、加工時の薬剤にも注意したいところ。デリケートなお肌の赤ちゃんは、安心安全なベビー服で全身を優しく包んであげたいですね。

今回お話をしてくれた専門アドバイザー

ラフェンテ代官山ベビー服店 ベビー服専門スタッフ
ラフェンテ代官山店のベビー服コーナーを中心に担当。ラフェンテ代官山では5年間勤務し、お客様のベビー服選びの相談を日々受けている。親切丁寧な対応をいつも心がけている。