【池袋】繁華街に潜む動物探しも面白い!「サンシャイン60通り」を歩く

2015/06/18 18:46

そこは池袋屈指の繁華街。アミューズメントスポットやショッピングスポットが集中しています。一方で、歴史を感じさせる場所や昔ながらのお店も混在。忙しない空気をホッと和ませる癒しの動物たちも紛れています。古きものと新しきもの、動と静が入り交じる、不思議な道を散策してみました。

サンシャイン60をめざしてスタート

初夏の昼下がりに散策スタート。平日でも人がたくさんいます。

左手に、人の身長を越える巨大ボウリングピンがあらわれました。

池袋にはアミューズメントスポットが多いことの象徴に感じられますね。

と思えば、古風な佇まいのお茶屋さんを右手に発見。

紺色ののれんが、初夏の風にはためいて涼しげでした。

さらに行くと、真っ赤な電光掲示板のビルが出現。

よく見ると、池袋にちなんでフクロウ(いけふくろう!)がいます。

サンシャイン60通りの代名詞、ばくだん焼きと東急ハンズ

少し歩くと、左手に目をひく派手な色合いのメニュー、そして行列が見えてきました。

「ばくだん焼」です。

実物大の見本もありました。

一番人気のダブル明太子チーズミックスを注文してみました。横にあるベンチに座っていただきます。海苔がたっぷりかかって美味しそう。

見た目は、ものすごく大きなたこ焼き。お箸を入れると、カリッカリの外側が割れて、とろりとした中身が出てきます。ウィンナーやキノコ、お餅などいろんな具材が入っていて、宝探し気分を味わえます。

ベンチからは、東急ハンズが見えていました。これまでにない都市型DIYショップとして1984年に誕生した、池袋を象徴するお店です。

東急ハンズ内を見て回るだけでも、1日を過ごせそうですね。

街の空気を入れかえる、看板文字と動物の視線

さらに進んで、首都高速道路をくぐり抜けます。このあたりから空気ががらりと変わります。

さっきまでの喧噪が嘘のように静かです。信号を渡って左を見ると「手ぬぐい」の看板が。

近づいてみると……店頭では池袋らしく、フクロウグッズが陳列されていました。木製のものから陶器まで多くの種類が揃っています。同じふくろうでも、見せる表情は様々ですね。

フクロウに癒されて、サンシャイン60通りに戻ります。

天高く伸びるビルの下、地で伸びをする猫たち

少し歩くと、サンシャイン60通りの終点、東池袋中央公園にたどりつきました。木々の隙間から覗くのは、池袋のランドマークタワー、サンシャイン60です。

このあたりは、歴史の教科書にも出てくる「巣鴨プリズン」があった場所です。平和を祈る石碑が建っています。

ベンチに腰掛けて、首をうーんと伸ばすと、視界いっぱいにサンシャイン60が広がります。

ふと、視界をよぎるものが。

猫です。よく見るとあちこちにいました。

こちらから近づいてみても、猫たちは気にせずリラックスしています。

木陰ですやすやと眠り出しました。

公園内に階段を発見。のぼってみると、サンシャイン60に繋がっていました。

ゆったりと開けた空間の奥にはスターバックスがあります。
居心地のよさそうな場所を見つけ、コーヒーを手に腰掛けてみました。都会とは思えない静かな場所でした。

サンシャイン60通り、それは猫の目のような道だった。

池袋一の繁華街なのに、エアポケットのような癒し空間があったりする。猫の目のようにくるくると様子が変わるのが、サンシャイン60通りの面白いところです。老若男女が行き交う通りには、好奇心を刺激するお店もあれば、疲れたときの休憩場所にも事欠きません。

サンシャインシティの中には、お洋服屋さんや、雑貨屋さん、プラネタリウム、水族館、劇場があります。次は丸一日かけて散策したい。そんな気持ちになりました。

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