小町通りは、鎌倉駅から鶴岡八幡宮を結ぶ1本道。長さは約360メートルあり、並ぶお店の数は250店舗以上。何度行っても飽きさせない店舗数です。ちなみに「小町」という名前の由来は、鎌倉時代に人口が多かった大町と比較して、町が小さかったことから「小町」と命名されたそうです。時が経ち、「小町」という名前からは想像できないほど、老若男女を問わない人気観光スポットになりました。
さて今日は、観光客でにぎわう小町通りへ行ってみましょう。
鎌倉駅から出てくる人は「どこへ行こう、あれを食べよう」と楽しそうに会話に花を咲かせながら小町通りへと向かっていました。私も何を食べようか期待に胸を膨らませつつ鳥居をくぐります。
小町通りを歩き進むと、社会見学の小学生や中学生が、手持ちのお小遣いとにらめっこしながら食べる物を選ぶ姿。限られたお小遣いで、どうすればたくさん食べることができるかを考えていた学生時代を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
飲食店の前にはとんびに注意という看板。
鎌倉ということで鎌倉名物「紫いもソフトクリーム」をいただくことに。甘い物が苦手な人でも、抹茶の渋みが効いた「抹茶ソフトクリーム」もあります。どちらも食べたい欲張りさん向けに、紫いもと抹茶をミックスした「あじさいソフトクリーム」もメニューにありました。
紫いもソフトクリーム
紫芋の甘さがぎゅっと濃厚に詰め込まれたソフトクリーム。食べ進めても甘さがしつこ過ぎないので美味しく食べられました。コーンの下までソフトクリームが入っているので最後まで紫いものソフトクリームを堪能できるのもポイント。
店内には椅子が設けられているので、座ってゆっくり食べることができます。ソフトクリームをよく溶かしてしまうという方にはありがたい限りですね。
おせんべい屋「鎌倉壱番屋」は、60種類以上ものおせんべいを揃えているので、食べたことが無いおせんべいに出会えるかも。
店前の小窓からは、焼いている様子を直接見ることができます。
店前を通ると手焼きおせんべいの匂いに誘われ、気づいたら店内に足を運んでいました。鎌倉壱番屋のおすすめは1枚50円の「焼きたてせんべい」
巻かれた海苔の上からもせんべいの熱が伝わってきます。醤油のさっぱりとした醤油の風味が、口の中に広がります。
歩いていると井戸を発見しました。井戸から鉄の観音像が発見されたことから「鉄の井(くろがねの井)」と名付けられたそうです。
店前と隣には、西洋をイメージさせるオシャレな世界観の小物がずらり。
頼んだのは「チョリソー ソーセージ」。
小町通りを歩いてると面白そうなガチャガチャと出会いました。
どうやら「鎌倉限定のスーパーボール」の様です。限定と言われたら手を伸ばしてしまうのが人間の心理。久しぶりのガチャガチャに心弾みながら挑戦することに。
出てきたのは湘南電車(江ノ島電鉄の路面電車)。ピンクのカラーリングが可愛いですね。色んな色の鎌倉に関するも出てくるので「何色が出るか?」と予想しながら回すのも楽しそうです。小町通りの良い記念となりました。
小町通りは、駅から近いこともあり、お昼近くになると観光客や地元の人達で大変にぎわいます。なので、ゆっくり小町通りを歩きたいと考えている方は、お昼を避けると良いかもしれません。平日の14時頃には、両サイドのお店を見ながら進めました。鎌倉には食べ歩きができる小町通り意外にも「鶴岡八幡宮」、鎌倉大仏で知られる「高徳院」など観光スポットがあります。人力車に乗りながらゆっくり観光してみるのはいかがでしょうか。