古き良きアメリカの日常を思わせる商品が並ぶ「GADGET」。アメリカの古いものから現行のもの、さらにはイメージにマッチする国内商品なども集めた賑やかな雰囲気の雑貨店となっている。「気取っていないのが、アメリカ雑貨の魅力」というオーナーにお話を聞いた。
−こちらのお店のコンセプトについて教えてください
アメリカの古い商品を中心に国内外の現行品も取り混ぜ、古き良きアメリカの日常を思わせるイメージの商品を集めている雑貨店です。ガジェット、ズバリ店名がそれを表しています。
−古いものから新しいものまで幅広く扱われているんですね
はい。アメリカの古い雑貨や古着、アメリカの現行の雑貨、それ以外にも、お店のイメージにマッチする日本国内の商品などもミックスして展開しています。プラスでドリンクメニュー中心のカフェも併設しています。
−カフェを始められたのは、どのようなきっかけだったのですか?
当店立地エリアはどちらかというとマイナーエリアなので、そんな場所でもわざわざ足を運んでくださるお客様に、少しでもくつろいで頂けるスペースを作れないかと考えた結果ですね。
−店内の雰囲気もアメリカンをイメージしているのでしょうか?
そうですね。すべてアメリカの商材ではないですが、小物も多数ありますのでにぎやかな感じです。あるお客様には、おもちゃ箱をひっくり返したような感じだと表現して頂けました。
−雑貨や古着の買い付けは、直接現地に行かれたりしているのですか?
不定期ですが直接行く場合もあります。また、昔からビジネスパートナーが現地に永住していますので、そのルートから仕入れています。
−どのような商品の人気が高いでしょうか?
お客様それぞれの感性で商品を選ばれているので、これが特に人気、という偏りはあまりないです。商品の使い方は、工夫次第で何にでも変化は可能だと思います。マグカップでも、飲み物を入れないといけないとは決まっているわけではないですよね。敢えて植物を入れたり、ペン立てにしたりと、元の使い方にとらわれず、いろんなアイデアで使い方を変更しても、正解だと思います。
−カフェスペースにも商品を置かれているのですか?
雑貨売り場と変わりなく、カフェスペースにディスプレイで置いている物にも、一部販売しています。食器も、一部アメリカ雑貨を使っています。
−お客さんに、お店でどんな体験をしてもらいたいですか?
じっくり品定めをして、それぞれのお客様の中で使用イメージなどを広げて頂きたいので、邪魔にならぬよう必要以上の接客は控えています。普段の慌ただしい日常から少し脱して、ゆっくり品物を見て頂きたいですね。
−最後に、アメリカ雑貨の魅力を教えてください
変に気取っていないのが、魅力的ですね。アメリカはDIYの国ですので、純粋なアメリカの衣料はワークウェアが基本です。よって作りも機能的に出来ており、使い方などが合理的に出来ているところがよいところだと思います。