日本最大のチャイナタウン、横浜中華街。約150年の歴史をもち、神戸南京町や長崎新地中華街とともに『三大中華街』としても有名ですね。現在は約500m四方の面積に約620店舗が軒を連ね、連日賑わっています。飲食店も新旧さまざま、美味しいものがいっぱい!
楽しい食べ歩き散策にはもってこいのスポットです。
今回はみなとみらい線元町・横浜中華街駅より、JR石川町駅に向かって歩き進めてみました。さあ、食べ歩き散策スタートです!
雪ノ下 横浜中華街
みなとみらい線元町・中華街駅3番出口すぐに、こだわりの食材を使った“極うま”なパンケーキの店「雪ノ下 横浜中華街」を発見。店内はところどころに緑をあしらい、ボサノバが流れ、とても寛げる癒やし空間です。パンケーキのほか、かき氷なども定評があるようです。
広々として居心地がいい店内。
ふんわり、しっとり。分厚いけれど、甘すぎずペロリと食べられてしまう不思議なパンケーキ。伊豆の大美伊豆牧場の牛乳、三重県コケコッコー共和国の平飼い有精卵、静岡県富田養蜂園のハチミツ等を使用。ほんのり香るラムが上品、生地の美味さを堪能できます。
発酵バターパンケーキとアイスコーヒー。ドリンクとセットだと合計金額から200円引きです!
旬のフルーツをたっぷり使って手作りされた、季節のフルーツジュース。左から愛媛県産レモンのソーダ割り、藤枝産イチゴのソーダ割り、浜松産キウイのソーダ割り。
さて、店を出て大通り沿いを中華街東門に向かって歩きます。
中華街東門。残念ながら現在改修工事中!
平成27年7月に完成予定だそうです。
中華街東門をくぐり、いざ中華街大通りへ。中華街の町並みを眺めて歩くのも散策の楽しみです。
華やかな飲食店やお土産やさんの並ぶ中、一本路地へ入ると、その先に絶品のちまき屋さんがありました。一瞬、気付かないで通り過ぎてしまいそうなくらい、目立たない場所にあります。まさに「隠れ家」で販売しているような、ちまき屋さんです。
ずっしり重い、大きなちまき。写真はレギュラーサイズ。
中身は具がぎっしり。醤油味のやわらかなもち米の中には大きな豚角煮、椎茸、干しエビ、茹でピーナッツが入っていて満足感ありです。
ちまき屋さんの近くに公園がありました。購入したものをここでゆっくり食べてもいいかもしれません。
職人さんが一つ一つ丁寧に手作りしています。出来たてを味わえるのが最高です。
一番人気の、フカヒレ入り焼き小籠包(緑)&豚肉焼き小籠包(白)の2個セット(計4個)
自家製の黒酢をかけていただきます。食べ方は、少しかじって中のアツアツ肉汁スープをすすってから、肉と皮を味わいます。一気にほお張るとやけどをしてしまうので、要注意です。とにかくジューシーで、中のスープが旨みたっぷり! こんがり焼かれた下の皮はカリッと香ばしいです。
名物のブタまん。薄力粉を使ったやわらかな皮の中には、お肉がぎっしり、野菜なども大きめ。これだけでも十分お腹が満たされます。
もともとこちらはお肉屋さんだったそうで、平成元年にブタまんを始めたら大ヒット。それ以後人気を保ち続けているようです。
スーパーとは言っても、中華街特有の食品や中国小物などがそろった楽しいお店です。紹興酒などお酒の種類も豊富、お土産選びにも大活躍しそう。この地では約40年の歴史があるそうです。
意外にも、こちらで販売しているマンゴーソフトが「味が濃くておいしい」と評判なんです。
横浜中華街は普段味わうことのなかなかできない「おいしい!」が溢れ、食べ歩きが最高に楽しいスポットです。今回紹介したおすすめ店はもちろんのこと、いろいろなお店を食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね。