「オイスターバー&ワイン ブロン」は、牡蠣好きにはたまらないお店だ。自慢の牡蠣は、数ある産地の中からその時期に最も美味しいものを厳選し、ワインは料理との相性にこだわってセレクトした100種以上が揃う。この店が嬉しいのは、牡蠣だけでなく、旬の魚介類や野菜を使った手作りのイタリアンも充実しているところ。「おもてなしのサービスと美味しい料理でお客様に“感動・幸せ・喜びの時”を提供していきたい」と語る統括マネージャーの伊藤 勇輔さんにインタビューした。
−お店のコンセプトを教えてください
産地直送の新鮮な生牡蠣や牡蠣料理はもちろん、旬の魚介類や野菜を使った季節感溢れる手作りのイタリアンのお店です。牡蠣や魚介類に合わせて楽しめるように、ワインの中でもスパークリング(シャンパン)や白ワインなどを豊富に揃え、ボトルワインは100種類以上と、オイスターバー屈指の品揃えがございます。牡蠣の産地が違えば牡蠣の味わいも違います。それぞれ違う味わいの牡蠣とワインとのマリアージュをお楽しみいただけます。
−お客様はどのような方が多くいらっしゃいますか
30代半ばから50代までのお客様が多く、女性のお客様が7割です。女性同士、カップル、夫婦がほとんどで、男性同士のお客様は少なめです。当店は、六本木駅または乃木坂駅からも近く、ミッドタウンの向い側と好立地にあります。国立新美術館からも近隣に位置しておりますので、様々なシーンに合わせて幅広くご利用いただいています。
−店内の雰囲気はどんな雰囲気なのでしょうか
ビストロ風のシックで落ち着いた雰囲気の中に、イタリアンらしい遊び心ある絵が描かれており、カウンター上部の黒板はお勧めのメニューや料理の絵でカジュアルな印象を与えております。オープンキッチンになっておりますので、臨場感溢れる調理風景やアイスベットに並ぶ牡蠣をカウンター越しに眺めたり、キッチンから漂ってくる様々な料理の香りを味わいながらお食事をお楽しみいただけます。特注のガラス張りのワインセラーも、ワイン好きにはたまらない風景になっております。
*−「産地直送の新鮮な生牡蠣」とのことですが、産地は全部でどれぐらいの数があるのでしょうか *
産地は約30カ所はあるかと思います。日本は北海道から九州まで、海外ではアメリカ、オーストラリアなど、1年の中で牡蠣の産地によって旬の時期が変わります。当社では今一番美味しい時期を迎えた牡蠣のみを使用しておりますので、常時約10種類前後をオンリストしております。代表的な産地では、『三重県 的矢産』『北海道 厚岸産』『北海道 昆布森』が上げられます。
−来店したお客様に、お店でどんな体験をしてもらいたいと考えていますか
牡蠣や牡蠣料理を、当店だけにしか無い感動的なメニューでお客様にお届けするため、更に素晴らしい物を作ることを常に目指しております。生牡蠣においても、レモン一つでもちろん美味しく召し上がっていただけますが、同時に、当店独自の楽しみ方でも提供しております。その他の季節感溢れる手作りにもこだわっています。オイスターバーに居ながら本格的なイタリアンを楽しんで頂けるのが当社の自慢です。
−この店ながらの、美味しい牡蠣の楽しみ方があれば教えて下さい
定番のレモンの他にも、酸味のある“エシャロットビネガー”や、トマトをベースに辛みのある“アラビアータ”など、牡蠣に合わせた自家製のソースがございます。当店では、こちらからお召し上がりいただく順番をお客様にご案内しております。なぜなら、その牡蠣の持つ独特の味わいや濃厚さを最も美味しい形で召し上がっていただき、牡蠣の味の違いを十分に楽しんでもらいたいからです。
−これから初めてお店を利用してみたいと思っている方に伝えたいことはありますか
当店の牡蠣は全て産地直送で、“安全・安心”な牡蠣であることはもちろん、その時期に一番美味しい牡蠣の産地を厳選して取り扱っております。また、牡蠣以外に、旬の魚介類や野菜を使った手作りのイタリアンメニューなどにも力を入れています。ワインに関しても都内屈指の品揃えと、他店では無い破格の値段で提供しております。当店で、牡蠣と自慢のイタリアン料理、そしてワインとのマリアージュを思う存分お楽しみいただければと思います。
−お店で人気のメニューや、お勧めのメニューなどを具体的にお聞かせいただけますか
牡蠣料理では「牡蠣の焼きリゾット フォアグラ添え」や「牡蠣とホタテのパイ包み焼き アンチョビクリームソース」などが人気です。牡蠣以外のメニューですと、「冷製 生ウニのプリン キャビア添え」や「オマール海老のリゾット」「たっぷり貝類とトマトのペスカトーレ風パスタ」などが人気メニューです。ワインとの組み合わせでお楽しみいただくなら、牡蠣料理に『牡蠣と帆立のパイ包み焼き アンチョビクリームソース』を、定番のシャブリや、オーストラリアの『アニーズレーン リースリング』やフランス『オリビエ ルフレーヴ ブルゴーニュ アリゴテ』などがお勧めです。柑橘系などの香りとオイリーさも感じられ、しっかりとしたミネラル感が牡蠣料理にはぴったりです。
−お店の運営で大切にしていることはどんな点でしょうか?
牡蠣はもちろん、牡蠣料理以外のメニューにも自信があります。そのためか、全体的にお客様の満足度が高く「だからこの店に来るのです」とお言葉をいただく事もよくあります。接客面では、ホスピタリティー精神(心のおもてなし)を持ち、心から喜んでいただけるサービスを大切にし「感動、喜び、幸せの時」をお客様に提供し続けて行きたいと思っています。