【目黒】たい焼き屋さんのかき氷はすっきりあんこの甘みが決め手

2015/08/11 16:17

たい焼き屋さんとあって、やはりあんこを使ったものが気になり、オーダーしたのは「あずきミルク(450円)」。食べ歩き用に考慮されたプラスチックのカップに、こんもりと盛られた氷、上にかけられた小豆ミルクが涼しげな一杯です。

上にかけられた小豆ミルクは、つぶあんを濾してペースト状にしたものを、牛乳と混ぜて作られたオリジナル。その上に練乳をかけることで、ミルキーな風味を出しているといいます。

削られた氷は霜柱のようで、ザリザリとした食感が特徴。ふんわりとした氷が多い昨今で、なぜこのような削り方をしているのか尋ねると、「蜜」の染み込みやすさを考慮したものだそう。

しばらく食べ進めていくと、かき氷の中からつぶあんがちらりと顔を覗かせます。こちらのあんこは、季節によって豆の焚き方をかえているそう。なんでも、豆の硬さや水分が変わるため、香りや味にも影響を及ぼしてしまうのだとか。

あんこを口にふくむと、小豆のふくよかな粒感と、すっきりとした甘さが響きます。程よい柔らかさで、氷との食感の違いが心地よいです。

「目黒 ひいらぎ」のかき氷は全4種。宇治抹茶やいちごなどの定番ものから、あずきをふんだんに使ったもの、変り種では「酒粕」もあります。なんでも、兵庫県の酒蔵「下村酒造」の「奥播磨」の酒粕を使っているのだとか。

学芸大学駅西口を出て徒歩7分。西口商店街から一本入った道に、「目黒ひいらぎ」はあります。外見は扉はなく、ふらりと立ち入りやすい店構えです。

テイクアウトがメインのお店ですが、店内には丸椅子が4つ、軒先に長椅子が1つあるので、座りながらも食べられます。丸椅子は目黒通りの中古家具屋で揃えたもので、あたたかみを感じる質感です。

内装はデザイナーを通さず、ご主人の考えたもの。たいやき屋という型にはまらないようにするために、シンプルモダンな空間をつくったそうです。

手前に置かれた盆栽は、「目黒 ひいらぎ」を開店させるにあたり、業者の人から譲り受けたもの。このお店とともに、すくすくと育ってそうです。これからも、「目黒 ひいらぎ」を訪れるおきゃくさんを出迎えるのでしょう。

この記事のプレース
目黒ひいらぎ
東京都目黒区鷹番3-18-3
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