【浅草】浅草ホッピー通りで、ウワサの「生ホッピー」を飲んでみたい!

2015/07/10 20:17

季節はまさに、ホッピーのシーズン。ひとくちにホッピーと言っても、「生ホッピー」はいかがでしょうか? 宵闇迫る頃、そよと風のわたるオープンテラスふうな酒場で、キンキンに冷えた大ジョッキと焼酎。そこに、これまた冷えた可愛い小瓶のホッピーの蓋をプシュッとはずし……

おっと、ちょっと待ってください。こういう時にビールだったら、あなたは瓶ですか生ですか?間違いなく、生ですよねえ。そう、ホッピーにだってあるんです、「樽生」ともいわれている「生ホッピー」。最近、家族連れや外国人に人気の高い浅草。懐かしい昭和ムードが漂う通称ホッピー通りで、そいつを見つけました。

浅草らしい昔ながらの文化の気配。

浅草歩きのスタートはやはり雷門からがいいでしょう。山門(風神雷神門)の真っ赤な大提灯をくぐると、昔ながらの仲見世独特の人混み。


狭い直線250mの両側に総数89ものユニークな商店街には世界からやってきた多様な観光客。

大きな屋台が勢ぞろいしたような居酒屋が、道の両側に並んでいます。往来には小さな椅子や机が道にはみ出し、人で溢れています。ちょうどお祭りの雑踏の匂いがあって、古き佳き昔へトリップしたみたいに楽しい。そう、ここがホッピー通り。

生ホッピーはどの居酒屋に?と迷い込んだ「高橋」。まずは普通の白ホッピーがうまい!

日も暮れかかると、どの店も満杯状態。やっとカウンター席のある「高橋」に座れたものの、残念ながら「生」はなく、普通の白ホッピーを注文。

すぐに、焼酎が五分の一くらい入った大ジョッキと、瓶入りホッピーがやってきました。どれも冷え冷えです。で、ホッピーをジョッキにシュワーッと注ぎ、ククイッとやります。淡麗そのもので、実にいいもんです。

ツマミは何を措いても、牛すじ煮込みです。どの店も自慢の煮込みがあり味を競い合っているそうです。この店のは豆腐入りの醤油味で、もうトロトロに美味しい。

店内から外を覗くと、行き交う大勢の人たち。お客さんグループがテーブルを分け合って、笑いながら一期一会の出会いを楽しんでました。

あった、生ホッピー!こんなにホッピー酒場があるのに、ここだけしかない「鈴芳」。

宵闇が迫って店頭に明かりが灯ったら、なあんだ、紅白の大きな提灯に「生ホッピー」の文字がはっきり見えるじゃん。「鈴芳」は道路の角のちょっと大きめの居酒屋。いつも満員でしたが、空いた瞬間にカウンターへセーフ。

やっと出会えた「生」です。これは生ビールと同じように、ホッピーをサーバーから注いできます。100%ホッピーの泡がいっそうクリーミーに立っているのが一目瞭然。まずその泡を口に含んだら、とてもなめらかです。ホップの香りがより引き立って、爽やかに喉を滑っていきます。


ちなみに、生ホッピーにも瓶のホッピー同様に黒ビール風の黒ホッピーがあります。(写真がそれ)これはあっさり焼き鳥と筍の煮たのでいただきました。

周囲を見渡すと、新しいお客さんが入れ替わり立ち替わりの様子。ともかく誰もが、嬉しそうにしています。この季節のこの時刻、風も心地よく和んでいくばかりです。

ほっと息のつけるホッピーに、焼き鳥、牛すじ煮込み。ここに人が集まる道理あり。

お父さんはもちろんホッピー、お姉ちゃんはコーラ、ボクとお母さんが飲んで食べてるのは?(居酒屋浩司)

こちらは赤ちゃん連れの散歩の途中。近所の人とひと休みの社交場になってます。(三幸)

楽しそうな若者たち。手前に女の子をだっこしながらお喋りを楽しむ母親たち。早くも満席だ。(居酒屋とんぺい)

散歩のはずのワンちゃんには、アルコール度0.8のホッピーくらいは奮発したいところですがね。(七十里)

浅草の夜は早い。気分上々の帰途、伝法院通りも仲見世通りも、どこか別世界に見える。

もうシャッターの閉まった伝法院通りに浅草公会堂

人通りの絶えつつある仲見世通りも、ライトアップされて異空間のようです。

◎コラム:浅草ホッピー通りの居酒屋

通称浅草ホッピー通りとは、正式には「公園本通商店街」という。
伝法院通りから右折し、Winz(日本中央競馬会の馬券売り場)を左に見ながら、日本で一番古い遊園地で浅草のシンボルとして知られる「花やしき」にぶつかる北への道路です。そのあたりで「ホッピー」の赤い提灯をぶら下げている居酒屋は20数店。例えば、通りの入り口から北へ向かって次の順に並んでいます。

●右側
「とんちゃん」→「高橋」→「まんげつ」→「赤とんぼ」→「どん」→「とんぺい」→「もつくし」→「三幸」→「浩司」→「七十里」→「正ちゃん」
●左側
「和(なごみ)」→「つくし」→「鈴芳」→「岡本」→「大勝」→「たぬき」→「浅草二丁目」 (「鈴芳」手前の路地には「やまや」→「千鶴」「→長寿苑」)

これらの店にはそれぞれ独自の牛すじ煮込みがあるということです。例えば、塩と醤油と味噌味の三種味の煮込み(もつくし)、韓国風のピリ辛と和風の二種(鈴芳)、醤油ベースのさっぱり味(たぬき)とトロトロ味(高橋)など、同じさっぱり、トロトロとは言ってもかなり個性差があり、入っている身もさまざま。こればかりは実際に食してみるしかありませんね。煮込み以外もクジラがあれば魚、貝、煮物など多種多彩。そこは屋台風、お値段が安いのはどこも共通です。

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この記事のプレース
ホッピー通り
東京都台東区浅草2丁目4
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