【大阪】「1つとして同じモノはない」 表情のある“手作り革鞄”に出会える店

2015/08/19 14:04
「HERZ大阪店」店長の松本圭佑さん

地下鉄桜川駅5番出口から徒歩5分にある「HERZ大阪店」はHERZ初の地方直営店である。店内に並ぶ様々な革鞄はもちろん、併設されている工房で一つずつ作られている鞄を見ることが出来るのも大きな特徴だ。「同じ鞄でも革には一つずつ表情がある。それぞれの革鞄の持つ“個性”を感じて欲しい」と語る店長の松本圭佑さんにインタビューした。

コンセプトは“1から作っているのが見える昔風の工房”

−お店のコンセプトを教えてください
HERZ初の地方直営店です。お店を作る当初からイメージしていたのは、“人の手で1から作っているのが見える昔風の工房”です。そこから見える光景は、それを眺めるお客様にとって興味深くワクワクするんじゃないかと思います。そういう気持ちを思い出させてくれるような雰囲気と、来店されたお客様が楽しんでもらえるよう、鞄のディスプレイの他にも、古い木箱やおもちゃ、はしごなど、何かしら発見のあるお店作りをすることを心掛けています。

商品が1から丁寧に作られる光景にワクワクするはず。

1Fは古い木箱やはしごなどを用い、ワクワクする空間作り

−内装や雰囲気など、店内の様子を詳しく教えてください
大阪店は、他店にはない2F建てフロアーであることも大きな特徴です。内装は2Fに続く階段が真ん中にあり、1Fフロアーには普段使い用の鞄(リュック、ショルダー)等が並んでいます。小物もディスプレイしてあり、1Fは少し遊びを入れた空間となっていますが、2Fはビジネスやトート、ボストンなどをメインにクラシックな鞄もあるので1Fに比べて少し落ち着いた雰囲気です。

クラシックな鞄が多く並ぶ2Fは大人な雰囲気だ。

−お客さんはどのような方が多いでしょうか?
年齢層は20代前半から60代と非常に幅広いお客様にご来店いただいています。革鞄がメインということもあり30~40代の男性が多いですが、最近は女性のお客様のご来店も多い印象です。ご自分用はもちろんですが、贈り物としてご購入いただくことが多いかと思います。

それぞれの革の持つ“個性的な表情”を感じて欲しい

−来店したお客様に、お店でどんな体験をしてもらいたいと考えていますか
お客様には革の持っている「表情」を体験していただきたいですね。“HERZ”の革は、その革の持っている風合い、質感をそのまま使用して制作しているので、1つ1つが全く異なる表情をしています。そこから感じるものはお客様個々に異なるかと思いますので、是非実物をご覧いただき、その革の持つ個性を体験してもらえたらと思います。

−お客様が特に喜ばれることなどがあれば教えてください
“HERZ”では、オリジナルでカスタムオーダー(セミオーダー)を制作することが出来るのですが、その事をご案内すると喜ばれるお客様が多いです。自分仕様に制作を出来るのは“HERZ”の強みでもありますし、そこから生まれてくる商品は、やはり特別のモノです。出来上がりの商品をご覧になった時の、お客様から頂戴するお褒めの言葉は本当に嬉しい限りです。

カスタムオーダーにも対応。自分好みの仕上がりに。

−良く受けるセミオーダーはどんなものですか
色を2色使用するツートン仕様や、3Way仕様への変更などです。ツートン仕様はパーツによって色を変更して、単色の表情からまた違った見方へと変えられるので、比較的多い相談内容です。また、3Way仕様はショルダーと手持ちのみの商品に対してとなりますが、リュックが出来るようにするオーダーです。勿論すべてのお鞄には難しいですが、リュックにもなることで使い方に幅が広がるので、ツートン同様に多くのご相談をいただきます。

−お店で人気の商品がありましたら、特徴と共に教えてください
人気の商品はR-143(ラックスリュック)ですね。若い方から年配の方まで幅広いお客様にご購入いただいています。見た目のシンプルな作りは、洋服を選ばずにどんなシーンにも合わせやすく、メイン収納口が“口枠”なために、バックの中も見やすい作りとなっています。全体的に軽い仕上りで人気があります。

鞄もファッションの一つ。シーン、年代問わず合わせやすい「R-143(ラックスリュック)」

会話を大切に、お客様のアイデアを取り入れた商品を実現する

−お店の運営で大切にしていることはどんな点でしょうか?
お客様との会話を大切にしています。お客様との会話の中で、面白いアイデアや、「こういった商品があれば」など色々なことを伺えるからです。今までにも、お客様からのご意見を参考に作り手と話をした結果生まれた商品やサンプルが数多くありますので、そこは今後も大切にしていきたいと思っています。

−お客様からのアイデアを参考に生まれた商品やサンプルについて、具体的に教えていただけますか
お客様との会話の中で生まれたのは「WL-63」という長財布です。お財布の中に色々なものを入れる方で、「レシートや領収書、お札やカードなど、とにかく沢山入れたい」というお話からこの商品が出来上がりました。又、鞄ではiPadが入る薄マチのショルダーバッグや、お弁当や雑誌を入れたいというご要望から生まれた幅広のランチバッグ等、サンプル商品も数多く制作してきました。

左から、iPadも入る「ショルダーバッグ」、カード等たくさん入る財布「WL-63」

−手作り革鞄の魅力はどんな点だとお感じでしょうか
私の個人的な考えとなりますが「1つとして同じモノはない」ということでしょうか。革は“自然”のものですので、1つ1つに表情があり、個性があり、そこから生まれる鞄は1つの個性です。“HERZ”の鞄を見ても思うことですが、全く同じ鞄でも、表情の違う鞄に仕上がるという点にとても魅力を感じます。

−最後に、お店の立地や周辺の様子について教えてください
大阪店は難波、心斎橋といった繁華街より少し離れた堀江という場所にあり、周辺はとても落ち着いていて静かな場所です。元々家具屋さんが多かった立地で、今も尚その名残があり、近所には“オレンジストリート”と呼ばれるファッションに強いエリアもあるので、かなり雰囲気のある場所だと思います。

HERZ大阪店は関西唯一の直営店舗。

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この記事のプレース
HERZ 大阪店
大阪府大阪市西区南堀江2-4-4
詳しい場所を確認する
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