【大塚】帽子作りの基本から、被り方まで学べる帽子の学校

2017/11/15 17:55

東京の文京区に、珍しい「帽子作りを学べる教室」がある。さらには、作るだけでなく「被り方レッスン」もあり、帽子の被り方や魅せ方まで学べるという。帽子の面白さを様々な角度から伝えてくれる「帽子の学校 スダシャポー学院」の代表・須田京子さんにお話を伺った。

帽子作りの基本的技術から学べる教室

−こちらはどんなスクールになりますでしょうか
初めての方が、「帽子を作る・被る・魅せる」を楽しく学びながら体験できる帽子教室です。帽子を作りたいと思っていらっしゃる方だけでなく、「ちょっと変わった物創りをしたい方」や、自作の帽子で「お洒落を楽しみたい方」にも、楽しく通っていただいております。

-教室ではどのようなレッスンがありますか
一番おススメの初等科では、お裁縫が初めての方でも、帽子作りの基本的技術を習得しながら、24種類のデザインの、布の帽子を作れるようになります。制作は、実寸の型紙と分かりやすいテキストを使いますので、復習もしやすく、気に入ったデザインは、ご自宅でも繰り返し作れます。制作だけでなく、帽子の知識の講義も行いますので、TPOに合わせた活用法、その他総合的な理解を深めながら、ステップアップに役立つようなレッスンを行っています。

-「帽子作りの基本的技術」の例を教えてください
様々な工程はありますが、大きく分けると、①布の裁断②アイロン③ミシンかけ の3つの工程が組み合わさって制作が進みます。アイロンかけ一つを例にすると、いわゆる「布の皺を取る」だけでなく、布の裏側に接着芯を貼る時には「じっくりと接着の糊が溶けて馴染むように」、ミシンでカーブラインを縫った後は、割台という台を使って「縫い代を綺麗に割り開く」・・・等々、目的に応じて、効率の良い手順やコツがあります。作業は、必ず、「なぜそのようにするか」という理由をお伝えしながら進行するので、基本的な技術と、応用力が身につけられるようになっています。

日本では珍しい「被り方レッスン」も

-レッスンの際、力を入れているのはどんな点でしょうか
帽子は、作っただけでは終わりません。作品は、ご自分のサイズで仕上げ、被り心地も確かめ、「被り方レッスン」も行いますので、色々な帽子を被りこなせるようになります。

-「被り方レッスン」について詳しく教えていただけますか
帽子は日本では歴史が短いため、帽子屋さんでも、被り方を習えてくれるところは、稀だと思います。「帽子が似合う、似合わない」を決めるのは、デザインより先に、「被り方の上手下手」が大きく影響します。両手でどのように帽子を持つか、持った帽子を頭に向けてどの角度から被って行くか。被った後で、どのように帽子のつばや、被る角度をアレンジするかで、様々な表情を楽しめるます。目隠しをしてメイクをする人は居ないと思いますが、鏡を見ないで被ることはそれに近い物があります。クラスでは、完成した人の被り方レッスンも、お互いに参考に見ていただくので、自分以外の顔立ちの方が、どのように被ると似合うのかも、知っていただけるようにしています。

帽子作りの魅力は、立体形に仕上げること、そして被る楽しさ

-他の手芸とは違う、帽子製作に特徴的な作業や面白さはどんな点でしょうか
ただの平面の布から、360度どこから見てもきれいなシルエットを楽しめる立体形に仕上がるところが何といっても布帽子の魅力です。課題のデザイン画から、イメージを膨らませて、色・布の質感などを好みで選び、自分だけのオリジナルを作って「被る」楽しさ。全てをバランスよく、心地よい物にしあげるには、細やかな気配りや技術が必要なものもありますが、苦心した分だけ、完成の喜びは大きいと思います。

-帽子と生徒さんについての印象的なエピソードなどがありましたら教えてください
気軽な気持ちで帽子を始めたけれど、自分だけでなく、友達やお知り合いにプレゼントして喜ばれたり、ご家族のために作ることで、帽子の会話も増えたなど、コミュニケーションにも役立ち、本当に良かったとおっしゃっる方、帽子を学ぶことで、素材や、美術的な感性など、帽子以外の世界も広がったという声も良く聞きます。メンズライクな物、エレガント系、機能性の重視、アート的な感性が優れているなど、お一人お一人の持ち味を引き出せるよう、お伝えしますので、想像以上に良い作品が仕上がり、ご自身でも驚かれることがあるのが印象的です。

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