【横浜】お寺で開催するヨガレッスン 非日常空間で、自分自身と向き合う時間を

2017/09/26 12:20

神奈川でヨガレッスンを提供する「Nila YOGA Yokohama」。こちらでは、お寺でのヨガという珍しいクラスも提供しているのが特徴だ。お寺でヨガを行うとどんな経験ができるのか、何を大切に指導しているのか、インストラクターの阿部理恵さんにお話を伺った。

良いプラーナに満ちた「お寺でのヨガレッスン」を開催

−「Nila YOGA Yokohama」の特徴を教えてください
お寺でのヨガ、という非日常のクラスを主軸に、リラックスとリフレッシュの空間を提供しています。体を動かすのみでなく、呼吸やヨガ哲学も大切にしています。

-なぜ「お寺でのヨガ」を始められたのでしょうか
もともと、神社仏閣の神聖な雰囲気が好きでした。3年前に、子供の小学校入学をきっかけに現在の住所へ引っ越してきました。その際に、家の近くでヨガレッスンを提供できる場所はないか、と探していたところ、本覚寺という、立派なお寺があることを知りました。早速電話をして、ヨガ教室をしたい!と申し上げましたところ、快く承諾してくださいました。

-お寺でのヨガには、どんな特徴がありますか?
まず、ヨガを行うにあたって、気の流れが大事だと考えています。ヨガでは、「気」を「プラーナ」と言いますが、良いプラーナが満ちた空間で練習を行うと、非常に集中力が高くなり効果が得られやすくなります。たとえば、散らかった部屋やおいしい匂いのするお部屋でヨガをしても、心をひとところへ結びつけておくのが非常に難しいということです。心があちこちへ動かないよう、整った空間が必要だと考えています。その点で、お寺、とくに禅宗はお掃除も修行の一環ということで、会場の和室は非常に手入れが行き届いており良い「プラーナ」が満ちているのです。

レッスンでは生活に活かすヨガ哲学の話も

-レッスンはどのようなものでしょうか
呼吸法、生活に活かすヨガ哲学についてのお話し、アクティブな動きとリラックスのポーズをバランスよく70分のレッスンに全て組み込んでいます。 ヨガには主に2つの経典がございますが、その中から一説を抜粋し、現代の私たちの生活にヨガ哲学をどのように当てはめるのか、そしてどのような効果を得られるのか、お話をしています。お話のあと、呼吸法で忙しくなっている心の動きをスローに導き、少しずつ体をほぐして動いていきます。太陽礼拝や立位のポーズで体を整え、だんだんとクールダウンし、リラックス状態へ。最後は至福のシャヴァアーサナで終了します。

-「呼吸法、生活に活かすヨガ哲学についてのお話」の例を教えてください
ヨガの経典ヨガスートラの中に、「サントーシャ」という教えがあります。これは、「知足」と訳されます。足るを知ること、です。コップに水が入っています。それをみて、「まだこんなに入っている!」と思うひとと、「もうこれしか入っていない!」と思う方がいます。目の前の事象は同じであるのに、心の捉え方一つで、見え方が変わってきます。日常生活でもそうです。雨が降っている。ジメジメして気持ち悪い、と思うより、雨が降ったことで乾燥しなくていいわ、などと考えることできもちはポジティブになりますよね。そんな風に、ヨガ哲学には日常を豊かにする先人の叡智がたくさん含まれています。

お寺という非日常空間で、自分自身と向き合う

-指導の中で重視されているのはどんなことですか
出来るだけ、周りと比べないよう、自分自身の内側へ集中してもらえるようインストラクションします。また、出来るだけアライメントが整うよう、都度声掛けをし、必要であればアジャストします。 ヨガでは、自分の内側へ意識を持っていくよう誘導します。普段の生活では、周りから様々な情報・影響があり、周りの環境へ自分自身の心も体も引きずられてしまいがちです。レッスンの時間は、意識を内側の世界へ導き、集中力を高めていきます。瞑想状態、といいますが、集中力が高まると、時間の感覚が消失していきます。呼吸に集中するのもひとつですが、集中力を高めていくと、家事や仕事のパフォーマンスも上がりますよね。周りのストレスの影響で体調を壊しやすい方も、だんだんと整えていくことができるようになります。

-最後に、理恵さんにとってのヨガの魅力を教えてください
お寺でヨガをすることは、非日常感、そして自分と向き合うという意味で、とてもちょうどいいと思います。私も、普段は2児の母で、せかせかと忙しく動いています。自分自身を見つめる時間は少なく、家族や周りの状況に影響され、自分で気が付かないうちに、ストレスをためてしまいます。ヨガをしていても心と身体のバランスを失うこともあります。1週間に1度ですが、毎週金曜にお寺で皆さんとヨガを行うことで、忙しい生活で雪のようにさらさらと降り積もったストレスを少しずつ溶かしていくことができています。 自分自身の内側に意識を向けていくことは、周囲の環境から影響を受ける自分、ではなく、穏やかな内側がいつもここにある、と気づき、ぶれない自分を手に入れること。そして、継続していくことで、ストレスマネジメントの出来る自分が少しずつできていく。あるいは、弱い自分も受け入れていく、これでいいじゃないか!という穏やかな気持ちを養っていくことができると思っています。子育て中のママの生徒さんは、ヨガ哲学のお話しに本当に救われた、と長い感謝のメールをくださった方もいらして、ああ、少しでも役に立っていたなら嬉しいな、と思います。

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この記事のプレース
Nila YOGA Yokohama
神奈川県横浜市神奈川区高島台1-2 曹洞宗 青木山 本覺寺
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