【京都】「本物の麻の良さを感じてほしい」天然素材にこだわる麻専門店

2015/07/07 11:33

“本物の「麻」に触れないと分からない「本物の感性」がある。”そう語るのは、麻乃館「麻小路」館長である小泉光太郎さん。お話から伝わってくるのは、麻のもつ「天然素材の良さ」を多くの人に知ってもらいたい、との思いだった。

触れてこそ分かる、「天然繊維の良さ」がある

−麻乃館「麻小路」はどのようなお店ですか

麻にこだわる麻専門店です。小物の販売を始めたのは今から30年くらい前。創業当初は、麻の資材を扱うお店でしたが、その頃から麻の需要が減ってきたのです。麻の文化がすたれていくことだけは避けたいと思い、麻を使用した商品の専門店を始めることにしました。

ポーチやバッグ、ストールなど全て麻製の商品を扱っている。

−「麻小路」で大切にしていることは何でしょうか

「麻」は古来より、神聖なるものとして取り扱われてきました。そのため、今日でも神社仏閣での厄払いやおはらい、時には魔除けとして用いられます。また、麻は成長が早く、大きく根を張るところから商売繁盛・子孫繁栄等を祈願する縁起物でもあります。「麻」にふれる機会の多い人ほど、幸せであるとも言われてもいるのです。本物の「麻」に触れ、「本物の感性」をお楽しみください。

−「本物の麻の良さ」とは何でしょうか

触り心地でしょう。総称では「麻」と一括りですが、植物からとれる繊維がすべて麻なので、種類によって異なる良さがあります。また、生きている本物の存在を認める「こだわり」こそ、「本物」であると思っています。なかなかお客様とゆっくりお話はできませんが、少しでも麻について伝えられればと思っております。

麻の優れた機能。様々なものに使われているわけとは

-麻で作られる製品にはどんな良さがあるでしょうか?

風合いですね。やはり天然繊維の良さからでしょう。麻織物は軽く、張りや腰があります。さらに通気性に優れており、肌に密着しません。衛生を必要とするものによく麻が使われています。例えばハンカチやスカーフ。水分の吸収が早く、通気性が良いので細菌の発生を防いでくれます。

−お店ではどのような商品を扱っているのでしょうか?

ポーチや衣服といった身近なものから、神社仏閣で使う縄まで取り扱っています。お店にいらっしゃった多くのお客様が、麻の種類の多さと商品の多さに驚かれますね。

麻乃館「麻小路」 内観

お客さんとの会話からも麻の魅力を伝えていきたい

−来店したお客様に、お店でどんな体験をしてもらいたいですか?
少しでも多くのお客様に日本古来からの天然繊維に触れて頂き、良さを感じて頂ければと思っております。身近なものに使われ、人々に幸せをもたらすといわれる「麻」。純粋な麻(PureLinen)の自然の生命がお客様のエネルギーになればと思います。

−どのようなお客さんが多いのでしょうか?
性別は特に限らず、多くの方に来ていただいています。最近では「麻が好きで来ました。」という方も多いですね。そのような方は、天然繊維・自然派素材にこだわっておられます。年配の方では、昔から麻を愛用しているお客様いらっしゃいます。皆さん、懐かしがられますよ。また、麻ばかりのお店はめずらしいと、足を運んでくださる方もいらっしゃいます。

手染めで丁寧に仕上げる為、同じものは二つとない。

−お客様との会話で大切にしている事はなんでしょうか?
やはり、本物の「良いもの」に対するこだわりです。このこだわりをお客様の良き人生の中にお加えいただければと思います。ある日、お客様から「ええ勉強になりました。おおきに」と声をかけていただいた時は、本当にうれしく思いました。また一人、麻の良さを知ってもらえたと、励みになります。

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この記事のプレース
麻乃館「麻小路」
京都府京都市中京区堀川通御池西入猪熊角 最上町379-1
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