【京都】インテリア業界出身の人間が選んだ、「カフェ」という第二の人生

2015/06/19 08:40

元インテリア業界で働いていたオーナーは、自身のお店を「明るくてきれいで、ちょっとオシャレなカフェ」と話した。しかし、京都にあるそのカフェは、窓は大きく開放感にあふれ、吹き抜けの天井がある。美術館めぐりや図書館の帰りなど、ひと休みしたい時に訪れてみたいカフェだ。「カフェ ファリーナ」オーナー兼マスターの時松 達也さんにお話を伺った。

インテリア業界からカフェのオーナーへ、苦難の道をのりこえて

−お店のコンセプトを教えてください

明るくきれいな空間でまったりした時間やおしゃべりを楽しむカフェです。お一人で読書もよし、カップルでスイーツを分け合うもよし、女性同士でおしゃべり、グループでミーティング、などなど様々なシーンに対応できるオシャレな空間です。地下には小さなギャラリーを併設しており、写真展なども開催しています。

まったりした時間やおしゃべりを楽しめるカフェ

−お店を始めた背景があれば教えてください

インテリア業界でサラリーマンを約30年していました。しかし急性白血病のため退職。治療・療養のあと第二の人生は悔いのないよう生きようと、自分も楽しみながらできる、そして人を喜ばせたい、その思いでカフェを選びました。カフェ教室に通いノウハウを教わっての開業。ようやく5年が経ちました。まだまだ教わることがたくさんあります。

−来店したお客様に、お店でどのような体験をしてもらいたいですか?

軽食や喫茶だけのお店ですが、お客様自身が「来て良かった、上質な時間を過ごせた」と満足して笑顔で帰っていただきたいと思っています。それが何よりも嬉しいです。

お客様に喜んでいただく、スタッフも成長できるお店づくりを

−お店の運営で大切にしていることはありますか?

私以外は女子学生さんのアルバイト従業員です。彼女たちが社会に出ても恥ずかしくないよう、基本的な接客マナーを身につけられるよう指導しています。また、店舗内を常にきれいに保つこと、お客様との会話を大事にするよう心がけています。

−お店で人気のメニューを教えてください

開店当初から人気のメニューに「焼きチーズカレー」があります。耐熱容器に盛られたカレーにたっぷりのチーズをかけます。カレーの下には黄身だけの玉子があり、オーブンでこんがり焼き色が付くまで焼きあげます。チーズのまろやかさ、そしてスパイシーなカレーが合わさった食べやすく奥深い味です。

開店当初から人気の「焼きチーズカレー」

−地下にギャラリーがあるそうですが、どのような用途で利用されることが多いですか?

ギャラリーは基本的に貸し出し用の空間です。写真や絵画、書道などの個展・グループ展に利用されています。またミーティング、各種教室、音楽バンドの練習にも使われています。いつもは自分や知人の写真作品が飾られています。

地下にあるギャラリー

こだわりの開放的な空間が「気持ちがいい」の一言につながる

*−お客さまはどのような方が多いでしょうか? *

女性客が約7割。年齢層の中心は30代・40代、ついで5、60代のご夫婦が多いです。店舗の間口が狭いため、中も狭いイメージですがとにかく2階へ上がってもらうとその開放感に皆さん感心されます。

−お客様に喜ばれたこと、何かを工夫したことなどエピソードがありましたら教えてください

店内の内装にはこだわりました。周辺の樹木にあわせ、薄いグリーンの壁紙やスクリーン、椅子の坐面も同色、生成りの木材で心やすらぐ空間を構成しています。そのため気持ちが落ち着くとご好評をいただいています。

内装にこだわった店内

−最後に、お店の立地や周辺の様子について教えてください

近隣には平安神宮や京都市美術館、国立近代美術館など、また2016年1月開館予定のロームシアターがあります。文字通り京都の観光・文化ゾーンで、目の前は琵琶湖疏水が流れています。バックには東山の山並みと緑あふれる環境です。近年は外国からのお客様も増えています。

「カフェ ファリーナ」お店外観

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この記事のプレース
カフェ ファリーナ
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町1-8
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