【京都】こだわりの伝統レシピで、英国文化を感じられる手作りパイ専門店

2015/06/17 11:29

日本で“パイ”と聞くと、デザートに食べるスイートパイをイメージしがちだが、嵯峨嵐山の「ジェリーズ・パイ」は、英国のパイ文化が気軽に味わえる手作りパイ専門店である。イギリス人創業者から受け継がれた伝統的なレシピを大切に、お肉やシチューなどをパイ生地にぎっしり詰めた“英国パイ”を楽しむことが出来る同店の代表者、川津 博幸さんにお話を伺った。

イギリス人創業者の伝統レシピを大切に守るパイ専門店

−お店のコンセプトを教えてください
当店はイギリスに伝統的に伝わる手作りパイの専門店です。イギリス人創業者のジェリー・オドネール氏から受け継いだレシピを守り、ミートパイ・スイートパイなど、1つ1つ手作りしたこだわりの英国パイを提供します。日本人にあまり馴染みのない“パイ文化”をポピュラーにしたいと考えています。

−お店を始めた背景があれば教えてください
2006年京都嵯峨嵐山にオープンした英国パイの専門店です。知人の紹介で、異業種より脱サラし、イギリス人創業者のジェリー・オドネール氏から私が2012年に引き継いだ店舗になります。

−内装や雰囲気など、お店の様子を教えてください
JR嵯峨嵐山駅から徒歩4~5分の場所にあります。“京都嵐山”と言うと、観光地で人通りが多いと思われがちですが、実際は静かな住宅地の中にある小さな店舗です。お店の雰囲気は、「店舗」と言うより「パン工場」です。
工場の入口に、カウンターがあって、そこで販売しています。その場で食べたいお客様には、隣接の建物にイートインスペースもございます。

イートインスペース外観

「英国パイ」の魅力を、日本の人達にも伝えたい

−“日本人に馴染みのないパイ文化をポピュラーにしたい”とのことですが、具体的にどのような文化なのでしょうか
日本では、パイと言うとデザートをイメージしてしまいますが、イギリスのパイはランチやディナーでメインとして食べるものでもあります。イギリスの食文化として、英国パイとはパイ生地の中に、ビールで煮たビーフシチューや挽肉の入ったものなどで、古くからイギリス家庭で親しまれている料理です。また、パイ生地では、折りたたみタイプのパイ生地をイメージしてしまいますが、練り込みタイプのパイ生地が多く使われています。

ビールで煮た牛肉の入ったパイ

−お店で人気のパイがありましたら、その特徴と共に教えてください
人気のパイは、お惣菜系なら肉と玉ねぎの入った“ミートパイ”です。一方、おやつやデザートとして好まれるスイート系のパイですと、“アップルシナモン”が人気です。当店のパイ生地は、見た目、食感ともにタルトやスコーンに近いです。一度に沢山の数は作れませんが、創業者のジェリー・オドネール氏から受け継いだレシピを忠実に守り、手作りすることを大切にしています。

お惣菜系パイで人気の、肉と玉ねぎの入った「ミートパイ」

スイート系のパイで人気の「アップルシナモン」

老若男女が幅広く楽しめる“スイートパイ”と“お惣菜パイ”

−お客さんはどのような方が多いでしょうか
お客様は、若い人から高齢の方まで千差万別で、ご購入されるパイも、それぞれです。敢えて言うならば、若い方は“スイートパイ”、年齢の高い方は“ミートパイ”を購入されることが多いのではないかと思います。

−来店したお客様に、お店でどんな体験をしてもらいたいと考えていますか
「おやつやデザートには、アップルパイなどの“スイートパイ”を、ちょっとした腹ごしらえやビールのお供には肉&玉ねぎなどが入った“お惣菜系のミートパイ”を…」、といった感じに、英国文化を手軽に感じていただければと思います。

−お店の運営で大切にしていることはどんな点でしょうか?
日本人にはあまり馴染みのない“パイ文化”をポピュラーにしたいとの思いから、「英国展」や「ワールド食展」など、出来るだけ沢山のイベントに参加するようにしています。様々な機会を通して、“英国パイ”の美味しさを沢山のお客様に伝えていけたらと思います。

イートインスペース 店内の様子

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この記事のプレース
ジェリーズ・パイ
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町6-7
詳しい場所を確認する
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