【横浜】専属スタッフが、一人一人の「〜したい」を叶えるアポイントメント制のスノーボードショップ

2015/10/30 18:49

11年目を迎え2015年6月にリニューアルオープンした「zero☆one(ゼロワン)」は、まるでカフェのような落ち着いた空間で、専属スタッフとカタログを見ながらじっくりスノーボードを選ぶことが出来る“アポイントメント制”のスノーボードショップだ。一人一人に合ったギアを厳選するだけなく、スノーボードに関する様々な情報をシェアしたり、ゲレンデで開催するスノーボードイベントなども企画しているというスノーボード歴30年のオーナー、土屋 光巨さんにお話を伺った。

豊富な経験を持つ専属スタッフが、じっくり厳選するスノーボードショップ

−お店のコンセプトを教えてください
2015年6月より従来の営業スタイルから、寛げるカフェのようにゆっくりと、立ち話ではなく座ってじっくりと会話が出来るアポイントメント制のスタイルにリニューアルしました。美容室のように予約をしていただく手間はありますが、その分、専属スタッフとして蓄積された知識と豊富な経験を基に、ひとりひとりに合った「~したい」を叶えるためのギアを厳選します。もちろん実際の楽しみ方やお勧めのゲレンデ情報も共有し、チャンスがあればいっしょに滑って遊び方をご提案します。

−お店を始めようと思ったきっかけについてお聞かせください
10代後半から20代はスノーボードが好き過ぎて雪国新潟に移住し、約16年間新潟を拠点に生活していました。新潟では世界に通用する選手の育成を目指し、競技を中心とした超体育会系ノリな伝説のショップ「00PROJECT(ゼロゼロプロジェクト)」を10年間ゲレンデの目の前で運営しました。現在のショップ「zero☆one(ゼロワン)」を地元横浜に出すきっかけとなったのは、11年前に発生した新潟県中越大震災でした。風評被害による観光客の減少を目の当たりにし、どうにか新潟県のスキー場の安全をアピールする事はできないかと考え、新潟との架け橋になるようなショップを作ろうという目標を掲げオープンしました。

−リニューアルした店内はどのような雰囲気ですか
アポイントメント制ショップとしてリニューアルするにあたり、店内にソファーを置いたりコーヒーマシンを設置したりと、ちょっぴり寛げるような空間にしたため、カフェと間違えられることがあります。デザイン事務所とベビー用品ブランドの事務所も兼ねていますので、立ち話ではなく、一緒に座ってお茶を飲みながら話をしている姿を外から見ると、スノーボードショップには見えないのかも知れません。

ソファーやコーヒーマシンを設置。お洒落な内装はカフェと間違えられることも。

−「アポイントメント制」を導入したことで、従来の営業スタイルと比べて変わった点はありますか
一人ひとりのお客様とじっくり向き合い言葉を交わす事で、お客様の要望をくみ取ることが出来ますし、気付くことも多くなりました。また、お客様も悩みや理想のスタイルを伝えてくれるのでスノーボードの話題で盛り上がりすぎて、閉店時間を忘れてしまう事も増えました(笑)

自分に合ったギアを見つけて、スノーボードの楽しさをもっと感じて欲しい

−お店に並んでいる商品について、教えてください
オープン当初から「世界標準」というテーマを掲げ、流行に左右されること無く「世界で通用するアイテムを届けたい」「スノーボ-ドはカッコ良くなきゃ意味が無い」というこだわりを持って、ギアのひとつひとつを厳選し“安全で楽しく上達できるスノーボード”を提案しています。またスノーボード以外には、スニーカーマニアから絶大な支持を受けているNIKEの"SBシリーズ”や、NORTHWAVEの"ESPRESSO”などのプレミアムスニーカーも、正規販売店として販売しています。

−お客さんに、どのような体験をしてもらいたいと考えていますか
スノーボードは90年代に爆発的ブームになり、ここ数年で目まぐるしい進化を遂げました。モノが溢れ、お店に行かなくても買えるようにもなりましたが、それだけに玉石混淆で“本物”を見分ける事が難しくなりました。どれも同じように見えるスノーボードですが、とても種類が多く、多様なライディングスタイル(どんな風に滑りたいか)やフィールド(滑る場所)によっても、さまざまな形状の違いがあるんです。

−デザインの違いだけではないんですね
そうなんです。ボードに取り付けるビンディングやブーツにも種類やそれぞれの相性がありますし、その上セッティングなども細かく見ていくとなると、複雑すぎてとりとめがなくなる(笑)そこが面白いんですが、その無数の組み合わせの中から、自分の思い通りに機能するスノーボードを見つけてもらい、その後の上達スピード、そして得られる楽しさの度合いまでもがこんなにも違うんだ!と体感してもらうことが何よりの喜びです。

−スノーボードの“本物”を見分ける方法はありますか
野菜は八百屋に、魚は魚屋に。スノーボードもその道のプロの目利きに任せるのが一番だと思います。一口にスノーボードと言っても、体格や脚力、よく行くゲレンデなど滑る場所によっても選ぶギアが違います。また、お客様一人ひとりが想い描くイメージも十人十色です。ですから、知識はもちろん、“スノーボードを実際に楽しんでいる”経験豊かなスタッフに自分の理想を伝え、じっくりコミュニケーションをとる事でしか、自分に合っている商品を見つける事ことは出来ないと思うんです。さらにその商品をキチンとメンテナンスし、一人ひとりに合ったセッティングをする事で、やっとお客様の理想に近づく「〜したい」を叶える“本物”に出会ってもらえると考えています。

経験豊かなスタッフが、メンテナンスやセッティングの調整をしてくれる。

−お店の運営で大切にしていることはどんな点でしょうか
スノーボードと出会ってから30年、販売を仕事としてから25年以上が経ち、周りの環境や遊び方は常に変化していますが、本当にカッコイイと思うスタイル、自信を持ってお勧めできる商品はかなり限られています。自分がそれほど好きでもない商品やブランドを提供するのは嫌ですので、メーカーと連携し、最新情報の取得はもちろん、機能に関するリクエストや問題点の報告といったフィードバックを行い、製品開発に役立ててもらっています。また、お客様の体型や好み、技術レベルも違いますからセッティングの調整はもちろん、メンテナンス講習会を開催したり、アフターサービスにも力を入れています。

アフターサービスも充実。メンテナンス講習会も開催している。

様々なイベントを通じ、スノーボード仲間のコミュニケーションの場を提供

−「何かを工夫したことでお客様に喜ばれるようになった」というエピソードがあれば教えてください
いっしょに滑る機会を提供することです。プロスノーボーダーのライディングを間近で見て受けた衝撃、遊び方をレクチャーしてもらった感動はとても得難い経験ですし、様々な年齢や立場のお客様と共通の楽しみであるスノーボードを通して集まり、ゲレンデへ出かけることは目標や楽しみの幅を広げるチャンスです。さらに温泉や美味しい料理なども含めた時間と喜びを共有すれば、「仲間」と呼び合えるまでになるという環境は、お客様にとても喜ばれていると思います。

毎年開催の「ニューモデル試乗会」

−具体的にはどんなイベントを企画されているのですか
「いっしょに滑ろう。」というテーマでシーズン中はもちろん、シーズン終了後もゲレンデの協力を得てコースを解放してもらったり、初夏には雪を求め標高の高い場所まで行き、雪渓をハイクアップして滑ったり、雪のないシーズンは特殊なエアマットの施設でジャンプの練習&BBQをしたり、秋には山梨の室内ゲレンデに滑りに行き、ついでにぶどう狩りも楽しんだり。一年中スノーボードを通した遊びを提案してきました。また恒例行事として、次のシーズンのスノーボードを実際に試せる「ニューモデル試乗会」を毎年開催しています。ここ3シーズンは福島県のゲレンデにご協力いただき、1泊2日でディープな知識を身につけてもらう「説法会」や「プチ大会」などと合わせて、みんなでスノーボードを楽しみました。

「いっしょに滑ろう。」をテーマにお客さんと滑りに行くことも。

−土屋さんの考える“スノーボードの魅力”とは、何でしょうか
スノーボードの魅力を一言で表すならやはり「自由」ですね。大自然の中でジャンプしたり、クラッシュしたり、ときには悪ノリしたり…、10代の頃はそんなアメリカンなスタイルや音楽など全てに衝撃を受け、かなり影響されました。大人になった今、楽しみ方はだいぶ変わりましたが、真っ白いゲレンデを縦横無尽に駆け巡る非日常的な感覚が手軽に味わえる事は、やはりスノーボードの1番の魅力だと思います。あと、普段の生活で転ぶ事ってあまりないですよね。でもスノーボードはバランスのスポーツとも呼ばれよく転びます(笑)ギリギリのバランスを保ちながらハイスピードで滑っているときや、ハーフパイプなどで「ヤバい、コケそう!」ってなったときにアドレナリンが吹き出す感覚はたまらない瞬間です。

−スノーボードにはスリリングを楽しむ一面もあるんですね。
もちろん、きちんとしたギアと知識があれば誰にでも簡単に楽しめ、どんどん上達を実感できます。それもまた魅力のひとつですね。さらに各地のゲレンデ周辺には美味しい名物料理や、温泉などもありますので、それらも併せてスノーボードの楽しみの一面だと思います。スノーボードをしていたから出会えた仲間や家族、素晴らしい景色、感じた喜びや苦しみなど、僕自身スノーボードを通して、人生を豊かにする体験をたくさん得ることができたと感じています。

−スノーボーダーにとって“新潟”が魅力的だと思われるのはなぜでしょうか
まずは「ゲレンデが多い」ということです。雪質の良い標高の高いゲレンデ、スノーボードパークが充実しているゲレンデ、ファミリーでも安心して楽しめるゲレンデなど、バラエティに富んでいるので目的に応じて楽しむことが出来ます。それから「シーズンが長い」ということです。圧倒的な積雪量で、11月下旬の初滑りシーズンから5月中旬春スキーシーズンまで、6ヶ月もスノーボードが楽しめます。さらに「交通の便が良い」のも魅力です。新幹線で東京駅から70分のゲレンデや、高速道路のICから1分のゲレンデなど、雪道に慣れていないドライバーでもアクセスがしやすいです。そして最後に、「アフタースノーも楽しい」ということ。新潟には魚沼産コシヒカリなどお米やお酒も美味しく、疲れたカラダを癒してくれる温泉も沢山あります。滑り終わった後の“おもてなし”も、とても魅力的だと思います。

−最後に、お店の立地や周辺の様子について教えてください
みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩3分、歩き回れる範囲に横浜の観光スポットや遊べるところと盛り沢山なので、「中華街でランチして来た!」など、遠方から観光プラスαで遊びに来られるお客様も多いですね。SEA BASSの山下公園乗り場からも徒歩5分のところなので、船でも来れちゃう珍しいの立地のスノーボードショップです(笑)アポイントメント制のスノーボードショップなので、ご来店の際はお電話一本よろしくお願いします!

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この記事のプレース
zero☆one
神奈川県横浜市中区新山下1-5-4
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