【京都】お気に入りの“がま口”をゆっくり楽しく選べる“がま口専門店“

2015/07/02 15:11

京都で“三条本店”と“十七軒店”の二軒を構える「まつひろ商店」は、40種類以上の様々な柄を使った“がま口”が並ぶ店だ。それだけはない。購入後の修理や調整といったアフターケアを充実させることで“末永く使えるがま口”を人々に提供する“がま口専門店”なのである。創業以来、数々の“口金”も取り扱っているという同店の専務である松井 達彦さんにお話を伺った。

若い人からお年寄りまで、皆に“がま口”の良さを知ってほしい

−お店のコンセプトを教えてください
口金はもとより、多種多様な“がま口”も販売致しております。お客様に安心して長く使っていただけるように、当店のものであれば、ご購入後の修理、調整等もさせていただいております。また、取り扱う柄を多数揃えておりますので、当店にお越しいただいた際には、「がま口を選ぶ楽しさ」も是非一緒に感じていただきたいと思います。

「まつひろ商店」店内の様子

−お店を始められたきっかけについてお聞かせください
もともとは50年前に口金の製造販売卸業として創業いたしました。しかし、がま口が忘れられた存在になったのをきっかけに、「また若い人からお年寄りまでがま口を使っていただこう」と思うようになり、がま口の販売を始めることになりました。

−店内の様子やお店の周辺は、どのような雰囲気ですか
三条本店は徒歩圏に東山の寺院や、祇園など観光スポットに近い立地にあり、狭い店内にぎっしりとがま口が並んでおります。一方、上七軒店は北野天満宮の近く、上七軒の花街の中にあり、築約80年という風情ある京町家(元お茶屋)の建物で、靴を脱いでゆっくりとお買い物を楽しんでいただけます。

バラエティに富んだ“がま口”の柄は40種類以上

−貴店で扱っている“がま口”と“口金”の種類は、全部でどの位あるのでしょうか
取り扱っているがま口は全部で40種類以上あります。使用する柄は、良さそうなものなら何でも作ります。過去にはチャイナドレスの生地、冬場にファーなどを使用したこともあります。開店当初から人気で、当店のロゴマークでも使用している“唐草模様”に関しては、多数の色で展開しております。なお、口金は120種類以上のお取り扱いがございます。

*−「口金」はどんな方が購入されるのでしょうか *
口金は、特に業者様向けということではなく、1個単位で販売しております。ご自分の趣味で作られる方や、ハンドメイドのがま口を販売されるためにご購入される方もいらっしゃいます。中には「おばあちゃんの着物を、普段使いで着られる形にするために」とご購入されるお客様もいらっしゃいました。

−来店したお客様に、お店でどんな体験をしてもらいたいと考えていますか
ご来店されたお客様には、数ある種類の中からお気に入りの“がま口”をゆっくり選ばれるという楽しさを感じていただきたいです。また、がま口の良さをより感じていただくために、月1回~2回程「がま口作り教室」も開催致しております。お時間のある方は是非参加して見ていただけたらと思います。

アフターケアも万全で“長く使えるがま口”を提供する

−お客様に喜ばれたエピソードなどがあれば教えてください
当店のがま口のみになりますが、がま口の口が緩んだのを締め直したり、口金が袋から外れたら付け直すなど、生地の擦り切れ以外であれば、再び使っていただけるように修理をすることが可能です。修理や調整をさせていただいた時に、「買い替えなければならないと思っていたので、また使えるようになって嬉しい」と喜んでいただけることがございます。

がま口の修理も行ってもらえる

−松井様自身、がま口の魅力はどんな所だと思われますか
やはり「閉じた時の音」ではないでしょうか?これはがま口独特で、その音は玉の位置で変わります。調整がしっかり出来ていると良い音が鳴ります。“閉じたときの合図”とも言える、とても独特なものではないでしょうか。ある意味、ワンタッチの元祖ではないかとも思っています。

−これから初めてお店を利用してみたいと思っている方に伝えたいことはありますか
口金、がま口専門店ならではの修理や調整に対応することの出来る“確かな技術”と、沢山の種類を取り扱うことで、一人一人のお客様に“選ぶ楽しみ”を感じていただけるようなお店作りを心掛けております。お近くにいらっしゃった際には、お気軽にお立ち寄りいただき、是非、自分のお気に入りの柄を探してみていただければと思います。

「まつひろ商店」お店外観

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この記事のプレース
まつひろ商店
京都府京都市東山区三条通大橋東入三町目12
詳しい場所を確認する
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