【清澄白河】“下町イズム”の会話が楽しい!レンタサイクルで巡るアートギャラリー

2015/07/03 12:21

外資系本格派カフェの出店が相次ぎ、“コーヒーの街”として近年注目が集まる清澄白河。実は“アートの街”としても知られており、数多くの個性的なアートギャラリーが存在しています。元々、清澄白河には倉庫が多く、天井の高い倉庫はギャラリーやコーヒーの焙煎所にぴったりなのだそうです。

清澄白河のギャラリーは比較的若いオーナーが多くてみんな仲良し。「あそこにはもう行った?」「ここもおすすめだよ」と紹介してくれ、人と人のつながりや会話を大切にする“下町イズム”が印象的でした。アートで感性を刺激し、人のあたたかさに癒される清澄白河。元気になりたい時におすすめのお出かけスポットです。

まずは自転車をレンタル

alohaloco STUDIO

清澄白河駅A1出口から徒歩6分、隅田川沿いにある「alohaloco STUDIO」へ向かいます。こちらでは、ハワイをイメージしたキュートなオリジナル自転車をワンコインでレンタルできちゃいます。


清澄白河を巡るにはレンタサイクルが便利。カラフルな自転車で気分も盛り上がります

10~18時まで乗り放題で500円(税込)。
土日やバスケット付きの自転車は人気なので電話・WEBからの予約がおすすめ。

オーナー・鹿野さんはまるで町の案内所! 清澄白河の人気スポットやカフェ、ショップの場所はもちろん、まだ知られていない穴場まで清澄白河の最新情報を教えてくれます。どんなお店に行きたいか、どんなルートで回るのがいいかなど、何でも相談してみて。無料マップ「ROUTE」をもらったら、さっそく出発!

風を切って進むのが気持ちいい! 萬年橋を渡り、駅を挟んだ反対側へ走ることおよそ5分。東京都現代美術館(MOT)があらわれます。

街のシンボル・東京都現代美術館

東京都現代美術館

清澄白河のシンボル的存在。隣は木場公園

この辺りがアートの街と呼ばれるようになったのは、東京現代美術館が開業してから。1995年、大江戸線・清澄白河駅が開通する前のことでした。現代アートをまとめてチェックするならココ!

若手現代美術作家の発信地「ANDO GALLERY」

ANDO GALLERY

「ANDO GALLERY(アンドーギャラリー)」の看板を発見。奥に見えるのはロースタリー&カフェ「ALL PRESS ESPRESSO」

三ツ目通りを一本入ると、ツタで覆われた白い建物に出合います。

「ANDO GALLERY(アンドーギャラリー)」は、この地で7年、倉庫を改装した広いスペースで国内外の若手現代美術作家の作品を中心に発信してきた、清澄白河のアートギャラリーの中心的存在です。

2015.8.8まで開催の笹井青依「Salix」

「ギャラリーというと、”普通の方は入りにくい・敷居が高い”というイメージを持っていると思います。清澄白河では、各ギャラリーが街を訪れた方にも気軽に楽しんでもらえるようなオープンな雰囲気づくりを心掛け、協力しあっています」と、オーナーの安東さん。

せっかく来たのなら、コーヒーだけではなく街全体を楽しんで行ってほしい。そんな清澄白河を盛り上げたいという思いが伝わってきます。

安東さんに初心者向けアートギャラリーの楽しみ方を教えてもらいました。
「この色がきれいだな、と感じるだけでいいんです。難しく考えずに、服を選ぶように直感で観てほしい」
ギャラリーは入場無料。ウェルカムな雰囲気づくりが功を奏し、最近はカフェの帰りに立ち寄る人が増えたそうです。

下町のかおり漂う商店街

飲食店が立ち並ぶ深川資料館通り商店街を散策しながら、清澄公園方面へ向かいます。このあたりの古本屋は地域性を反映してアート系書籍が充実。掘り出し物を探すのも楽しい!

江東区深川江戸資料館。江戸時代の街並みを再現した展示室

清澄公園近くの一軒家ギャラリー「HARMASGALLERY」

HARMASGALLERY

緑豊かな清澄公園の近くにある「HARMAS GALLERY(アルマスギャラリー)」は、築40年の一軒家をリノベーションしたギャラリー。門前仲町から移転し、30代の若手作家を中心に紹介しています。


「ギャラリーに行くなら、作家と会えるオープニングパーティー(初日)がおすすめ。作家がいなくても、作品について知りたいことがあればスタッフが解説しますよ」(オーナー・八木さん)。

美術館のように静かに見なければいけないルールはありません。感想をシェアすることで新たな発見があるはず。

ギャラリーの一角で奥さま手づくりのお菓子やドリンクを提供する「PARLOUR HARMAS」は、ご近所の方からも好評です。現在は産休中のため、最新の営業案内はFacebookで確認を。

緑豊かな清澄公園・清澄庭園一帯。「Babaghuri」「ARiSE COFEE ENTANGE」などセンスあふれるショップ・カフェが集まります。

萬年橋を渡ってスタート地点のalohalocoへ戻り、すぐ隣の深川番所ギャラリーへ。

夕暮れ時に訪れたいリバーサイドギャラリー「Fukagawa bansho Gallery」

Fukagawa bansho Gallery

元は印刷所だった建物の住居スペースを改築した空間は、無機質なようでいて、木のぬくもりが感じられる温かい雰囲気に。

リバーサイドに位置するこちらのギャラリーでは、アート鑑賞と同時に窓から隅田川を眺めることができます。19時までオープンしているので足を運ぶなら夕暮れ時がおすすめ!

「アートは生活を豊かにするもののひとつ。アートもコーヒーのような存在といえるのではないでしょうか」とは、オーナーの河田さん。川、公園、自然、そして盛り上がりつつある街ならではの住人の一体感に、清澄白河の魅力を感じるそうです。

作家と語り合える!? ギャラリーカフェ

MITSUME

自転車を返却したら、alohalocoから徒歩で数分の「MITSUME」へ。ギャラリー、ショップ、カフェやフードなどを展開する自由なスペースです。

あえてギャラリーと謳っていないため、アートコレクター、地元の方、通りすがりの人など客層もさまざま。アーティストとの距離が近いのも特徴で、アートに詳しくなくてもカフェにいた作家と話すうちに興味を持って購入する方もいるとか。

アートの現場を“見つめ”る、ライブペインティングなどの公開制作イベントも積極的に行っています。訪れるたびに自然とアートに親しんでいる、ファンが絶えない空間です。

あたたかい人たちから元気をもらえる街

レンタサイクルでギャラリーをお店や回っていると、「alohalocoさんの自転車ですね」と声をかけられることも。街の方はみな観光客に親切で、レンタサイクルのおかげでひとりでもさみしくありませんでした。

昔ながらの江戸情緒がところどころに感じられる下町の雰囲気を残しつつ、古いものと新しいものが共存する清澄白河。川のほとりならではの、ゆったり、のんびりとした雰囲気に心が安らぎます。気分転換したい休日はレンタサイクルで街を巡り、アートと触れ合ってみてはいかがでしょうか?

  •  
  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事を書いたライター
1983年の早生まれ。食・女性の健康・オーガニックをテーマに活動中のフリーライター&編集者。自然療法専門誌の編集部でアロマ、こすめ、占いなどの取材を通じてからだにとい習慣を取り入れるようになる。冷えとり健康法、マクロビオティック歴4年。出没地は表参道、中野、池袋、出身地でもある川越。趣味はプロ野球観戦のために全国の野球場を旅すること。
スポンサーリンク