【京都】ワンコインで一日使える!京都の街をじっくり楽しめるレンタサイクル

2015/07/01 19:58

京阪電車「祇園四条駅」、阪急電車「河原町駅」から徒歩5分の場所にある「レンタサイクルえむじか四条河原町店」は、個性的なスタッフによる裏京都情報が聞けたり、店内にある立ち飲み屋で乾杯することが出来たりと、楽しい要素が沢山詰まったレンタサイクル店である。一日500円という良心的な利用料金も魅力的な同店のスタッフ、高田 知昭さんにお話を伺った。

生活を支えてくれる自転車を、もっと大切にして欲しい

−お店のコンセプトを教えてください
「音楽は大好きなもの。自転車は生業。その二つがあれば生きていける。でも自転車は人の命を預かるものだから、しっかりやっていこう」シンプルにそう心に決めました。“レンタサイクルえむじか”を運営する会社名「サイクル&ミュージック」という名前もそこから。そこに「アンド・ユー」というのが入っているんです。

−お店を始めた背景があれば教えてください
自転車ってあんまりみなさんの意識に無いんでしょうね。手入れされることもなく放置されてる自転車も多い。使い捨てで、壊れたら「買い替えた方が安い」ってお店の人も言うくらい。自分たちの生活を支えてくれているものなので、もっと大事にして欲しいなと思ってこの店を思いついたんです。

−お客さんはどのような方が多いでしょうか
圧倒的に観光客の方が多いですが、なかでも中国、韓国、台湾の方が特に増えています。営業のサラリーマンの方もいらっしゃいますし、カップルというよりは女性のグループが目立ちます。年齢層も幅広いのですが、特に30代の方が多いように思います。

−レンタルできる自転車の種類はどのようなものがあるのでしょうか?
俗に言う「ママチャリ」「トンボ」と呼ばれる、ハンドルが真っ直ぐなタイプのものが2種あります。タイヤのサイズは26インチ、27インチ、24インチ、子供用の22インチがありますが、殆どが26インチです。変則ギア付(3段)は全体の一割あるかないかです。子乗せシートを付けることも出来ます。

レンタルできる自転車例

名前付きの自転車で、愛着を持って京都巡りを楽しんで欲しい

−来店したお客様に、お店でどんな体験をしてもらいたいと考えていますか
全車に名前が付いていますので、愛着を持って、京都巡りを自転車で楽しんで欲しいです。それから、店の中ではCDが売っていたり、立ち飲み屋さんがあったりしますので、そちらも一緒に楽しんで欲しいです。店員も個性的なメンバーが揃っているので、色んなジャンルの面白トークをしてくれます。“裏京都情報”も持ってますので、何でも気軽に聞いてもらえればと思います。

CDが売っていたりする店内

全車に名前が付いている

−それぞれの自転車についているのはどんな名前ですか?また名前をつけようと思われた背景を教えてください
“えつこ”“ひさよ”など女の子の名前から、“サム”“クック”“JB”“キヨシロー”などのミュージシャン系、“SAKE”“Sushi”など、外国からのお客様に親しんでもらえる名前など多種多様です。車やバイク、楽器でもそうなんですけど、モノって名前を付けることによって、愛着が湧きますよね?お客様も「今日はネネちゃんと一緒か」など喜んでもらってますし、スタッフも「しずくが返って来た」などと、楽しんで仕事出来ています。

−「個性的なスタッフによる面白トーク」とは、例えばどんなお話をされているのでしょうか
音楽をしているスタッフは音楽情報を、演劇をやってるスタッフは演劇を、釣り好きのスタッフは釣りについてなど色々なお話をしています。各自の得意分野についてお客様とついつい盛り上がってしまう事もあります。お酒が好きなスタッフも多いので、お気に入りの飲み屋さんの紹介なんかもしてますね。

−印象に残っているお客様に関するエピソードなどがあれば教えてください
以前、息子さんを亡くしたお母さんがお墓参りに行くのに利用してくださいました。その時に乗られた自転車が、たまたま亡くした息子さんの名前の自転車で…。その次の年もご来店いただき、「あの自転車に乗りたい」とおっしゃったのですが、残念ながら貸出中でした。それでも、亡くした息子さんと同じ名前の自転車が京都中を走っているのを大変喜んでくださって、「亡くした息子がまだ元気でいるみたい」とお礼を言っていただけました。胸が熱くなってしまいました。色んなお客様があって色んなドラマがあります。

“安くて、丁寧で、自転車愛のある”レンタサイクル店

−京都でレンタサイクルで行くのにおすすめの場所はどこだと思いますか
京都はマンモス観光地ですし、見所の多い仏閣や名所も沢山あります。個人的にはゆっくりとしたプランで鴨川沿いをサイクリングして途中で休んだりして、日頃の忙しい毎日を忘れていただくのが良いのではないかなと思います。やっぱり“ノープラン”というのが、時間に追われることもなく良いと思いますよ。

−レンタサイクルの魅力は何だとお感じでしょうか
京都は細い路地がとても多いですし、思わぬところに突然面白い店が登場したりすることもあります。古い町並みを眺めながらタイムスリップした感覚で町を探索するのも魅力の一つです。そんな京都の観光に一番適してるのが“レンタサイクル”なのではないかなと思っています。

−お店の運営で大切にしていることはどんな点でしょうか?
当店は、元旦から大晦日まで年中無休で営業しており、一日中利用しても、たったの500円です。「安くて、丁寧で、自転車愛があって、時には、スタッフもお客さんも分からないくらいに入り混じって楽しそう」といったイメージで、いわゆる“レンタサイクル店”とはまるで違う雰囲気のゴキゲンな店を目指しています。“キング・オブ・ポップレンタサイクル!(笑)”これからも楽しくやっていきたいと思います!

「レンタサイクルえむじか 四条河原町店」お店外観

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