おしゃれに楽しむ街での時間

【元町】大人の「可愛い」を見つけよう!マダム気分でショッピング

2015/08/13 12:54
Photo by Teruo Kosugi
天然石の形を生かしたジュエリー。

よく手入れされた季節の花が置かれた石畳。横浜元町のメインストリートは、空をバックに街灯と街路樹がリズム感よく並んで見えます。きっと電柱も電線も全く無いせいでしょう。ここに来るといつも、この街で過ごす時間をたっぷり楽しみたくなります。用意されているベンチに腰掛けて本でも開きたくなるのです。この街でおとなの可愛い夏を見つけませんか。

涼しげなシルバーで「上品マダム」に

シルバーオオノ
http://www.silverohno.co.jp/
横浜市中区元町4-174

夏の陽射しの中、シルバーの控えめな優しい輝きは、焼けた肌を涼しげに見せるだけでなく、焼かない肌も上品に見せてくれます。元町本通りの中央に位置する「シルバーオオノ」は、1948年創業。ここ元町だけにお店があり、昔から小粋なおしゃれさんたちに愛されてきた老舗です。

Photo by Teruo Kosugi

横浜開港150周年を記念してシルバーオオノがデザインしたペンダント。波のイメージの輪の中にブルートパーズが揺れて、白いTシャツにも麻のワンピースにも似合いそうです。

Photo by Teruo Kosugi

そろいでイヤリングもあります。

夏は海、という方にはイルカや錨(いかり)、舵(かじ)などのペンダントも。

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シルバーだけを使ったこのシリーズは6000円程度。

シルバーのお手入れは大変? ご心配なく、そこはシルバー専門店、シルバーを知り尽くしたスタッフがいて、お手入れ方法など丁寧に教えてもらえます。10秒間つけておくだけできれいになる液体クリーナーもありますよ。るそうです。

もっと個性的におしゃれを楽しみたい方は、虫のピンブローチなどいかがですか。おとなのあそび心は、おしゃれで小粋(こいき)。真珠がついているアクセサリーは、変色防止加工になっています。

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左からジルコニアと真珠付きのトンボ、トンボ、真珠付きクワガタ、真珠付き蜘蛛(くも)。

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音楽好きには、楽器シリーズを。

夏は、大ぶりのアクセサリーが映える季節。お花のデザインが可愛い大ぶりのバングルは、大胆だけれど繊細なデザイン。肌をきれいに見せてくれます。これ、カジュアルからちょっとエレガントなファッションまで幅広く使えそうですね。

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柔らかな曲線が女性らしい可愛さを演出。

手づくりキルトで「できるマダム」に

キャシーマム横浜元町
横浜市中区元町3丁目128-1

ちょっとしたプレゼントもセンスのいい手づくりのものをさりげなく差し上げられたら「できるマダム」っぽくて素敵ですね。元町本通りと平行して走る小路の元町仲通りには、キャシー中島さんデザインのハワイアンキルトのお店があります。ゆったりとしたハワイアンの音楽が流れる中、キャシーさんの作品展を見学するような店内。曲線が美しいデザインが多く、キルトを芸術作品に仕上げたように感じます。

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青い空、さわやかな風。ハワイムードたっぷり。

ここにいると自分もチャレンジしたくなります。でも、手づくりキットの種類は豊富で迷ってしまいます。そこで初心者におススメの、簡単だけれど見栄えのするバッグを紹介していただきました。

Photo by Teruo Kosugi
右側のシェル柄は初心者向け。

ミニタオルは手触りがよく、講習料を払うとミニポーチの作り方を教えていただけます。これも作り方はとっても簡単。小さいペットボトルがちょうど入る大きさで、タオルだからジャブジャブ洗えると好評です。飽きたら、ほどいてタオルに戻しても・・・・・・。

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色合いがきれいなデザインのタオル。

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ユリの花のアップリケキルトのクッションとアメリカンパッチワークキルトのクッションカバー。

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天然石の形を生かしたジュエリー。

お店で一番人気があるのは、ステンドグラスキルトで作るウェルカムタペストリーです。
さわやかで優しい色合いのブルー地に、ハート型のカラー。清楚なデザインなので、ご結婚のお祝いや、新居のお祝いに作って差し上げる方が多いとか。

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「Welcome」のタペストリーの材料キットは、税抜5600円。

魔女のお店で「ファンタジーのわかるマダム」に

GREEN THUMBグリーンサム
横浜市中区元町1-37

元町仲通りには、個性的なお店が並びます。そのひとつ「GREEN THUMB(グリーンサム)」は、30年前に横浜で初めてハーブの専門店として生まれました。ドアを開いて一歩中に入ると、ハーブのいい香りと個性豊かな魔女人形(キッチンウイッチ)たちがお出迎え。デザイナー飯島都陽子さんがめざす、おとなのファンタジーの世界が広がる瀟洒(しょうしゃ)なお店です。

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キッチンウイッチを手にする飯島都陽子さん。

「蛙(かえる)をください。前に買ってカミさんがとても気に入ったもので・・・・・・」と、帽子の似合う紳士が入ってきました。紳士は、まっすぐにレジの近くにディスプレイしてある指輪の元へ。「あれ? 猫もあるの」と彼。「蛙、猫、梟(ふくろう)、蜘蛛(くも)は、魔女のお友達なんです。この指輪はネットには出していないんですけれど、ファンが多いんです」と飯島さん。「このデザインがすごい。他には無いよ」。指輪をラッピングする間は、オーナーとお客のデザイン談義に花が咲きます。プレゼントの包みは、大事そうにかばんにしまわれました。

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子どもっぽくない可愛さには男性ファンも・・・・・・。

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魔女の指輪は、私のデザインです。

昔ヨーロッパでは、魔女が薬草を上手に使って人々を救う薬剤師のような役割をしていたそうです。「キッチンウイッチ」はグリーンサムの商標で、直訳すれば「台所の魔女」。台所を守るということは、身体に良いものを食べて、火事を出さず、家族の健康を守ることにつながるという考え。守り神のような存在ですね。
ラベンダーの季節には、限定30体の「ラベンダー魔女」が登場。もちろん、1体ずつ手作りで飯島さんオリジナル作品のひとつ。「魔女をデザインするときは、必ずストーリーから入ります。明るい南仏のイメージで、プロバンス生地の衣装に、髪もラベンダー色に染め、箒(ほうき)もラベンダー。320歳の働き盛りの魔女、今年はハートのリースにラベンダーを付けています」と飯島さん。

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季節限定の「ラベンダー魔女」。

夏におススメのハーブティは、ビタミンCたっぷりの「ヘルシーティ」と内臓系を強くする「グッドモーニングティ」。「グッドモーニングティ」は、さっぱりしていてご飯にもパンにもスイーツにも合うお味です。

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5種類のハーブティは税抜750円。

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グリーンのポストにも魔女が・・・・・・。

シーズンごとのレースチェックをおこたらない「元町マダム」に

近沢レース店元町本店
横浜市中区元町3-119

総レースのストールをふわっと肩にかけるヨーロッパの貴婦人のように、レースを着こなすエレガントで優雅な大人の女性・・・・・・憧れますよね。元町本通りには1901年創業の老舗、近沢レース店本店があります。マダム気分のお買い物、最後は近沢レース店本店の岩岡衛さんに、若い女性向けの背伸びしすぎないレース小物を紹介いただきました。

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岩岡さんのおススメは、ミニタオルハンカチ。

シーズンごとにレースのモチーフを替え、色もレースのデザインに合わせて工夫するミニタオルハンカチ(価格:1,000円+税)は、新しいものが出るとチェックしているファンがたくさんいらっしゃるそうです。今シーズンはヨットのモチーフ。やわらかいブルーに白いレースが映えて、さわやかな可愛さがあるデザインです。このシリーズはとても人気が高く、完売したら終了だとか。本店だけに置かれるタオルハンカチを求めるお客様も、本店には多いのです。

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ブルーの海にヨット。この色はすぐ売り切れそうな予感。

近沢レース店のCとLのロゴ入りは本店にだけ。

マダムの商品知識が豊富なのは、店員さんとの会話を楽しみながらお買い物をするからかもしれません。

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「黒白の定番の色合いは、人気があります」。

レースのエコバッグはめずらしいだけではなく、さすがレース専門店ならではの美しさ。軽くて繊細だけれど実用的で、とても丈夫にできています。5㎏までは十分に耐えられるそうです。例えば、2リットルのペットボトルを2本入れても大丈夫。たたんでいる時も可愛いくて、レースなので軽くてかさばらないのがうれしいです。マダム入門にはピッタリかもしれませんね。

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夏に人気があるのは、涼感たっぷりのブルー。

あおぎ方まで、いつもより少し優雅になってしまうレースマジック。マダムの夏を彩る小物、レースの扇子にトライしてみましょう。こんなレースの扇子を出して、ひらひら風を送れば、クールなおとなの可愛さを演出できるかも。

お客と育ち合って元町センスをつくる街

元町は、70年代後半から80年代に流行した「ハマトラ」発祥の地。三種の神器だった「フクゾー」「ミハマ」「キタムラ」も健在です。取材するとマダムたち(紳士も)はお店での会話も楽しんでいました。互いにファッションセンスを磨き合うのが元町マダム流かもしれません。

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この記事のプレース
元町通り
神奈川県横浜市中区本牧元町
詳しい場所を確認する
この記事を書いたライター
北陸、金沢の街で生まれました。味覚の原点は麹味噌と昆布だし。多様な文化が交錯する横浜に暮らし、取材で発揮される好奇心はこの街に育てられたと感謝。人が街を築き、街が人を育てます。「人生は一度、悔いなく生きたい」。これ、小学6年生の時に初めて書いた不肖、私のコピーです。一生、悔いが残らないように言葉探しを続けられたなら、子どもの頃の夢がかなうのかな・・・。
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